EC関連ニュース
2020年11月16日週のEC関連ニュース
「ファンであるブランドの商品をオンラインで購入する際の行動」調査で、直販を選ぶと回答した人が55.9%との調査結果が発表になった。調査報告の中で、メーカー直販の改善点として「交換返品が面倒」「発送時など、タイミングごとにこまめに連絡が欲しい」などが挙げられていた。ブランドファンならではのネガティブな指摘ではあるが、同時にこれらの指摘はショッピングモール系サイトに対抗する重要な改善点として考えるべきヒントかも知れない。
【ECサイトの購買行動/ブランド意識調査】価格差がなければ「直販」を選ぶ人は半数以上
「メーカー直販サイトでオンラインショッピングをしていて不満に思った点」を調査したところ、最も多かったのは「送料が高い」で53.0%。複数のブランドでの買い物を1つの窓口で行うことができるショッピングモール系サイトに対し、それぞれの直販サイトでネックになり得る「登録などが面倒」は18.7%だったそうです。
越境ECで何が売れた?インバウンド需要がECに移行した「越境EC世界ヒットランキング2020」
Eコマース事業を展開するBEENOSが、「BEENOS 越境EC世界ヒットランキング2020」を発表。日本から海外、海外から日本の売上げデータを、「東アジア」「東南アジア」「南アジア」「アメリカ」「ヨーロッパ」の地域ごとにランキング形式でまとめたそうです。
ホームファッション市場、20年度は1.4%増の3兆3845億円規模に
アイテム別にみると、プチギフト需要を捉えた「タオル製品」や、質の高い睡眠を得るための「ナイトウェア・ホームウェア」が好調となった一方で、その他の市場は前年から減少。全体市場は前年より減少したものの、家具EC「LOWYA」などEC企業が自社のオリジナル商品で売上を伸ばすなど、新勢力の台頭も目立っていたそうです。
楽天、実店舗のデジタル化やOMO施策導入などを支援する新会社「楽天DXソリューション」を設立
楽天が展開してきた約70の事業における様々なノウハウを活かし、全国の食品や日用品などの小売り事業者におけるDX推進を支援。AIによる需要予測を活用した在庫管理や価格設定の最適化、スマートフォンなどによる実店舗における”レジ無し決済”の導入支援などを予定しているそうです。
ネットスーパー利用経験者は2割…利用中は1割、~30代女性の利用多く
調査の結果、①「定期的に利用」は3.2%、②重視点は「品揃え」「送料」「品質」「価格」、③直近1年間に利用したネットスーパーは「おうちでイオン イオンネットスーパー」が35.2%、「楽天西友ネットスーパー」「イトーヨーカドーのネットスーパー」が各3割だったそうです。
ブラックフライデー、2020年は約8割が認知/購買意欲はコロナ禍でも好調【Shufoo!調査】
ブラックフライデーの認知度は、2017年の調査開始時と比較すると2.5倍。「購入したいもの」では、昨年比で6ポイント減少したものの「日常的な食料品」が61.1%で昨年同様トップ。昨年比で減少した他のものは「ファッション関連」がマイナス7ポイント、「美容関連」がマイナス6ポイントだった。一方で、「高級な食料品」がプラス1ポイント、「家電」がプラス2ポイントだったそうです。
コロナ禍でEC利用はどう変わった? 新規顧客と注文件数は大幅増加、購入単価は横ばい[フューチャーショップ調査]
「futureshop」のフューチャーショップはコロナ禍における2020年7月~9月の消費者によるEC利用状況を調査。それによると注文件数は月平均で66%増、新規顧客は2倍に増えているそうです。
【「独身の日」 日本企業の戦略や成果は?】 ヤーマン/売上が過去最高を更新/美容器で5年連続1位に
日の売り上げが1億人民元を超えた「億元ブランド」に、3年連続でリストインを果たした。「雅萌(ヤーマン)旗艦店」は、1日の売り上げが1億人民元を超えた単独店舗として、前年に続き2年連続で選出されたそうです。
“YouTubeの利用実態に関する調査”を公開[クロス・マーケティング調べ]
調査の結果、①「TV離れ+YouTube移行」トップは19~22歳男性、②男性はゲーム、若年女性は音楽、②30代前半女性はダイエットを視聴、③「最近1ヶ月、YouTubeに影響されて買った(課金した)ものは?」の問いには、女性は全世代で「化粧/美容品」が1位。男性はほぼ全年代で1位が「ゲーム」だったそうです。