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モール店舗と自社ECの「サイト内検索対策」の違いとは? SEO施策と改善ポイントを解説

2022年12月20日

キーワードの見つけ方

検索回数が多いキーワードを探すには、「サジェストワード」「トレンドワード」「アクセス分析ツール」「競合調査」「Google検索・SNS検索」を活用するのが効果的です。

サジェストワード

サジェストワードとは、検索窓に文字を入力すると、検索窓の下などに表示(サジェスト)されるキーワードのこと。モール内でよく使われるキーワードの組み合わせが先読みで表示されます。サジェストワードを調べると、そのモール内で検索されやすいキーワードの組み合わせを知ることができます。

楽天市場の検索窓に「Tシャツ」と入力すると、「Tシャツ 長袖」「Tシャツ メンズ」「Tシャツ レディース」「Tシャツ レディース 半袖」「ティーシャツ」「Tシャツ レディース 長袖」といったサジェストワードが表示される

トレンドワード

トレンドワードとは、ある時点において、ECモールでの検索回数が多いキーワードの総称です。例えば、楽天市場の「注目キーワード一覧」では、楽天市場でよく検索されているキーワードが1000個紹介されています。また、Yahoo!ショッピングは、モール内で検索されている人気キーワードを取得できるAPI「キーワードランキング(v2)」を提供しています。

※画像出典:楽天市場(PC版)の注目キーワード一覧のスクリーンショット 2022年11月18日時点、ブラウザはChromeのシークレットモードを使用 https://search.rakuten.co.jp/search/keyword/

アクセス分析ツール

商品ページへの流入が多いキーワードを特定する分析機能などを、管理画面に実装しているECモールもあります。また、サードパーティ企業がECモールのアクセス分析ツールを開発・提供している場合もありますので、そういったツールを活用してアクセスや購入につながりやすいキーワードを探すことができます。

競合店舗のキーワード調査

モール内で売れている競合商品の商品名や商品説明欄に使用されているキーワードを調査すると、対策すべきキーワードの傾向が見えてきます。

Google検索やSNS検索

Google検索やSNS検索にもサジェスト機能が備わっており、自社商品に関連するキーワードのサジェストワードを調査することも、モール内SEOのキーワード探しに役立ちます。Google検索やSNS検索のサジェストワードは、ECモールそのものの検索キーワードとは関係がありませんが、商品について調べているユーザーが使うキーワードのヒントを得ることができるでしょう。

キーワード対策の場所

モール内SEOでまず対策すべきページは「商品ページ」です。多くのECモールにおいて、キーワード検索の結果に商品ページが表示されるためです。

キーワードを盛り込む場所はECモールごとに異なりますが、一般論としては、商品名や商品説明欄にキーワードを入れることが効果的とされています。

キーワード対策を実施する商品ページの優先順位に迷ったら、売れ筋商品やエントリー商品など「コンバージョン率が高い商品」から始めてみてください。まずは売れ筋商品やエントリー商品の購入をきっかけに店舗のことを認知してもらい、その後、メルマガなどの販促施策を通じて他の商品も買ってもらう(=リピーターになってもらう)というのがECモールで売上を伸ばすセオリーの1つです。

対策のポイント

モール内SEOに取り組む際のポイントについて、具体的な施策の例を上げながら解説します。

まずは複合ワードで上位を狙う

大手ECモールの出店者は数万店舗に上り、競合する商品数が膨大なため、モール内SEOの順位争いは熾烈を極めます。特にビッグワードは競争が激しく、強い競合商品が上位を独占していることも少なくありません。モール内検索の表示順位の要素として、販売実績やレビューなどが影響すると考えられるECモールもあり、販売実績が少ない後発組が短期間で表示順位の上位を狙うのは難しいのが現実です。

モール内SEOを実施する際は、まずは、ビッグワードにいくつかのキーワードを組み合わせた複合ワードを狙うと良いでしょう。例えば、アパレルであれば「Tシャツ」というビッグワードを軸に「Tシャツ メンズ 半袖 白」といった複合ワードで対策します。複合ワードを使うユーザーは、買いたい商品をある程度具体的にイメージしているため、イメージ通りの商品が見つかれば購入する確率も高いと考えられます。複合ワードは検索ボリュームが少なくても、コンバージョン率が高くなりやすいというメリットがあります。

表記ゆれ対策

表記ゆれ対策は、モール内SEOにおいても非常に重要です。例えば、ギフト関連のキーワードで検索結果に表示させたいのであれば、商品ページに「ギフト」の文字を入れるだけでなく、表記ゆれのパターンとして「贈り物」「贈答品」「プレゼント」「誕プレ」といったキーワードも網羅しておくと、ギフト商品を探しているユーザーが使う幅広いキーワードに対して商品を表示させることができます。

季節性のあるキーワードは随時入れ替える

ECモールで検索されるキーワードのトレンドは、季節ごとに変わります。特にイベント関連のキーワードは顕著で、「バレンタイン」「ゴールデンウィーク」「母の日」「父の日」「お中元」「敬老の日」「ハロウィーン」「クリスマス」「お歳暮」「お正月」といったキーワードを季節ごとに入れ替えると、その時々でギフトを探すユーザーのニーズなどを捉えることができます。

ユーザーのニーズを想像する

ユーザーが検索で使うキーワードには、そのユーザーのニーズが色濃く反映されます。商品を買うユーザーの人物像を想像し、その商品を探している理由を推測してキーワードを対策することも重要です。 具体例としては、商品を探しているユーザーの「感情」や「感覚」に関連するキーワードを対策することが効果的です。例えば、「コート」を探している女性は、「コート」というキーワードに「かわいい」や「着やせ」といったキーワードを組み合わせて検索する可能性があります。コートを買う目的の1つとして「自分をより可愛く、綺麗に見せたい」というニーズがあると考えられるためです。

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