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10.検索時のサポート機能

これまで「ECサイトの検索機能」に関していくつかコラムを書いていますが、今回は「検索時のサポート機能」についてご説明したいと思います。
「検索時のサポート機能」とは、ユーザがキーワードを入力する際や検索結果表示の際の補助機能となります。
具体的には、

  1. サジェスト
  2. トレンドワード
  3. 関連ワード

が挙げられます。

では、それぞれの機能について説明していきます。

①サジェスト機能

サジェストとは英語の「suggest」で「提案する」という意味です。
入力されたキーワードを元に、システムがキーワード候補をまさしく提案する機能です。
具体的な機能内容としては、ユーザが入力途中の文字を元にシステムがキーワード候補を表示させます。
その為、ユーザはキーワードのすべてを入力する必要がありませんし、誤入力を防ぐことができます。
ユーザビリティ向上と検索精度向上が見込めます。

最近では表記ゆれ対応したサジェスト機能が主流になっています。
例えば、「あいふぉん」「あいほん」「アイフォン」「アイホン」と入力するとシステム側で「iPhone」と判断し、iphoneに関する関連キーワード「iPhone ケース」「iPhone バッテリー」「iPhone ケーブル」などをサジェスト(提案)してくれます。

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②トレンドワード

検索窓の近くに最近よく検索されているキーワードを表示し、そのキーワードをクリックするだけでキーワード検索することなく検索結果が表示されるものです。
「急上昇ワード」とも言われることから、最近ではその呼称で馴染みがあるのではないでしょうか。
弊社のお客様で幅広い品揃えのECサイト様がいらっしゃいますが、取扱商品がテレビで取り上げられるとその瞬間から数日に渡って急激に検索が伸びるそうです。
最近ではECサイト事業者が様々なメディア(WEB、テレビ、ラジオ、雑誌)をチェックし、自社ECサイトで取り扱っている商品が各メディアで取り上げられているとユーザの目に付きやすいようにサイト上で露出を図るようにすることが多いようです。
露出策の一環として、このトレンドワードも挙げられます。

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上記の通り、トレンドなキーワードは結果的には売れ筋商品に繋がります。
検索窓の近くに表示することで、興味を持っていなかったユーザに対してもトレンドワード(売れ筋商品)を訴求することができます。
また、クリックするだけで売れ筋商品の一覧ページ(検索結果ページ)に簡単にアクセスできる為、ユーザの手間を省くことができる形で売れ筋商品へ誘導することが可能です。
売れ筋商品の売り上げを更に向上させることができます。

③関連ワード

最後に関連ワードです。
ユーザがキーワード検索した際に、検索結果画面に関連ワードを表示する機能です。
入力されたキーワードの関連ワードを表示することで、ユーザが目的の商品に辿り易くなります。
というのも、ユーザが入力したキーワードが目的の商品そのものでない場合があります。
その場合は、関連ワードがユーザの手助けをしてあげる訳です。

具体的には、ユーザが「iPhone」とキーワード検索した場合に、関連ワードとして「iPhone ケース」「iPhone バッテリー」「iPhone ケーブル」などを表示します。
Apple公式サイト(もしくはドコモ、ソフトバンクなどのキャリア公式サイト)以外のECサイトで「iPhone」と検索する場合はiPhone本体でなく、iPhoneの周辺機器を探していることがほとんどです。
その為、関連ワードに「iPhone ケース」「iPhone バッテリー」「iPhone ケーブル」などを表示しておくと、ユーザは欲しい商品へ容易に辿り着くことができます。

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この関連ワードは1つ目のサジェスト機能と似ているようですが、サジェスト機能はキーワード入力時にキーワード候補を出す。
つまり、サジェスト機能は検索行為でのサポートで、関連ワードは検索後のサポートとなります。
似ているようですが、まったく異なる機能です。
その為、サジェスト機能を導入したからといって、関連ワードを導入しなくてよい訳ではなく、より検索による売り上げ向上を目指すのであれば、両方の機能を導入する必要があります。

以上のような検索時のサポート機能ですが、サポートというよりはメイン機能に近い役割を果たしています。
是非、「検索時のサポート機能」の導入をご検討してみては如何でしょうか。

堀川 治 (ほりかわおさむ)

株式会社サンクユーの代表取締役。関西大学経済学部卒。
サンクユーは、3C分析・ペルソナ分析による、売れるECサイト構築を得意するWEB制作会社。
自身は10年の業務系システム開発の経験を持つ。
その為、3C分析・ペルソナ分析に基づいたフロント機能の提案と、
業務システム経験に基づいたバックエンド機能の提案ができることを強みとしている。
また、ECサイトだけでなくB2Bサイトの制作も手掛け、
EC-CUBE DAY 2014では、サンクユーが制作したB2Bサイトが2万サイトから優秀サイトに選出された。

<株式会社サンクユー>
https://www.thank-u.net/

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