EC関連ニュース
2023年7月17日週のEC関連ニュース
発表された「TikTok広告白書」で興味深いのは、SNS上での情報サジェストによる購入促進について。あからさまな広告ではないものの、SNSでの情報に商品が印象的にサジェストされることの積み上げで商品購入へいたる報告。レポートでは広告の「楽しさ」「エンターテインメント性」などと紹介されているが、いずれにしても「ついつい買わせちゃう」効果を巧みに利用できるのがSNSプロモーションの強みと言えそうです。
TikTok for Business、「TikTok広告白書」を発表/4割近くが想定外の商品を購入
調査の結果、70.8%が「自分がもっと好きなこと、興味を持てることが世の中にはあると思う」、73.1%が「楽しさを感じる情報だとより興味を持ちやすい」と回答。この結果からTikTok for Businessは、現代の生活者は、自分が本当に知りたいことだけを、楽しくインプットしたいニーズがあると考察しているそうです。
欧州eコマースの6大市場(英・独・仏・伊・西・蘭)、欧州全体の72%の市場規模を創出
英国とドイツは最大の市場であり、どちらも2022年の欧州eコマース消費総額の28%を占めている。他の4つの市場は、消費総額の4分の1を占有。普及率の点で最も先進的な欧州のeコマース市場である英国とオランダは、パンデミック以前の成長トレンドに戻りつつあるそうです。
「ChatGPT」も活用してウェブサイトを丸ごと生成する新AIツール、Wixが発表
Wixは現地時間7月18日、「AI Site Generator」を発表。近くリリースされるこの新ツールは、「ChatGPT」とWix独自のAIモデルを活用し、利用者がプロンプト(指示)を入力するだけで、個別のニーズに合わせた独自のウェブサイトをデザインしてくれるそうです。
Amazon・楽天市場の利用実態に関する調査 20代はAmazon利用率が高く、女性は楽天市場を利用する割合が高い傾向
Amazonは「配送料」「配送方法」の評価が高いのが特徴。Amazonプライム会員になっていると配送料無料、当日/翌日に届くお急ぎ便も追加料金なしで利用できる点が評価されているようです。
イオンの新ネットスーパー「Green Beans(グリーンビーンズ)」がスタート
7月10日に本格始動し、品目数は約2万品目から段階的に扱い、今後1年をメドに5万品目へと拡大予定。注文を受けた段階で配送のルート計算をスタート、同じ地域の消費者がどれくらいの商品を購入しており、どのように配車するのが効率的なのかをAIが最適化、配送効率向上を図るそうです。
朝日新聞社、通販サイト「朝日新聞モール」で「買えるSDGs」プロジェクト開始 大広やGabと協業
大広によるコーディネートのもと、コミュニティ型実店舗「エシカルな暮らしLAB」やECサイト「エシカルな暮らしオンラインストア」などで販売している社会課題解決型の商品を「朝日新聞モール」でも販売。さらに朝日新聞社運営のSDGs情報サイト「2030SDGsで変える」で、商品の裏側にあるストーリーをルポ形式の記事で紹介するそうです。
Twitter、他SNSへ移行検討した人は4ヵ月間で1.5倍に 約26%がサービスに不満/ナイル調査
Twitterを毎日利用する割合はほぼ変化がないものの、不満を感じている人は過去最高の25.7%だったそうです。他のSNSへの移行を検討した人は39.5%で、前回調査から6.0pt増加。
PayPay、オフラインでも決済可能に–通信障害時やフェスなど想定
PayPayは7月20日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」において、スマートフォンがオフラインでも決済できる新機能の提供を開始したと発表。オフライン決済機能の搭載によって、通信障害時だけでなく、地下空間のほか、多くの人が集まるフェスといったイベント会場などにおいても、「PayPay残高」や「PayPayあと払い」でスムーズな決済が可能となるそうです。