EC関連ニュース
2023年7月31日週のEC関連ニュース
花王がはじめた自社製品のアウトレットEC販売。2030年までに、製品廃棄物・販促物廃棄物(未使用)の削減率を2020年比で95%削減することを目指しており、その実現への施策。自社製品の廃棄物削減を推進することは、資源循環型社会の実現が必須となりつつある昨今、花王による新たな試みは、製品提供企業にとっても注目の施策と言えそうです。
インバウンド顧客のリピート施策で7割が「越境ECを利用したい」 BeeCruiseが越境EC実態調査の結果公開
「Buyee」は、日本企業の越境ECをサポートする購入サポートサービス。海外販売の障壁となる「言語」「決済」「物流」の問題を解消し、世界118の国と地域への販売を可能にする。また、タグ設置のみでECサイト上に海外専用カートを容易に開設できる海外向けの購入サポートサービス「Buyee Connect」も展開しているそうです。
EC購入者は実際に商品を見てみたい?事業者側には課題も【SUPER STUDIO調査】
オンラインとオフラインのデータ関連の課題については、「販売チャネルごとの販売データや顧客情報などのデータ統合ができていない」が半数以上で、ECでの購入が増加している一方、「実際に商品を見てみたい」と希望する割合は約9割だったそうです。
【花王】滞留在庫をアウトレット販売する『My Kao Mall OUTLET』を開始
自社工場や物流拠点で出荷されることなく、やむを得ず廃棄していた日用品・一部の化粧品の滞留在庫を、双方向のデジタルプラットフォーム「My Kao」内の自社ECサイト「My Kao Mall」でアウトレット販売を開始。これにより、自社の製品廃棄物削減をさらに推進し、資源循環型社会の実現に貢献するとされているそうです。
佐川急便、越境ECの支援開始 マーケティングや販路などトータルで
海外の各モールで行っていた作業を一元管理できるようになるため、業務効率化にもつながるとしている。また、マーケティング関連のサポートでは、「どの国でどのような商材が売れるのか」といった現地の市場調査や、出品後の販促支援の提案・サポートを行うそうです。
BEENOSが国内越境ECの年間流通総額においてNo.1を獲得
海外向け購入サポートサービス「Buyee」の2023年第2四半期の流通総額は前年同期比+37.8%と大きく伸長。2022年に始まった記録的な円安の流れは落ち着き、円高傾向が見られるようになってからもコロナ禍をきっかけに拡大した越境EC市場は現在も継続的に成長を続けているそうです。
シニア世代はECで月あたりいくら買っている?【オースタンス調査】
調査結果から、96%以上のシニアがネットショッピングを利用したことがあり、48%が月に1万円以上消費していることなどが明らかとなった。60代のスマホ利用率が92%に達した現在、シニア世代においても購買行動のデジタル化は進んでいるようです。
【中国格安ECアプリ「Temu」の脅威】GMV1.4兆円超の観測も 友だち招待、ゲーム性でシェア拡大か
中国発の格安ECアプリ「Temu(ティームー)」は、圧倒的な低価格が売りで、「最大90%OFF」「送料無料」などのキャンペーンを展開し、日本でも利用者を獲得しようとしている。すでに20カ国・地域に展開しており、2023年の流通総額(GMV)はグローバルで100億ドル(1兆4200億円)に達するという見通しもあるそうです。