EC関連ニュース
2020年6月1日週のEC関連ニュース
ラルフローレンやミルボンなど小売業のEC化は引き続き顕著だったほか、特に三越伊勢丹、ベイクルーズによるオンライン接客、クックパッドのライブコマースなど、リアルとオンラインの融合が加速化しているニュースが印象的でした。
ミルボンが美容室専売品をECサイトで販売開始 売り上げは取り扱いサロンに
ヘアメーカーのミルボンは6月1日、美容室専売品のヘアケアアイテムを公式オンラインストア「MILBON:ID」で発売を開始した。「MILBON:ID」は、美容室が同サイト上にオンラインストアを開設し、顧客に商品を販売するプラットフォームのこと。新たに「オージュア(AUJUA)」「ミルボン(MILBON)」「ヴィラロドラ(VILA LODOLA)」を販売するそうです。
LINE元社長の森川氏が立ち上げたC Channelが株式上場、EC売上高は7.9%増の56億円【2020年3月期】
「eコマース事業」の売上高は前期比7.9%増の56億7100万円。eコマース事業のセグメント利益は8000万円で、前期の2億6200万円の赤字から黒字転換したそうです。
クックパッド、新たな買い物体験ができる「先払い型ライブコマース」–第1弾は本まぐろ
クックパッドは6月1日、生鮮食品EC「クックパッドマート」において、「先払い型ライブコマース」を開始すると発表。先払い型ライブコマースは、生鮮食品を先払いで購入してもらい、商品を届けるまでの間に生産者や食材にまつわるストーリーやさまざまな体験を提供するという新しい買い物体験を狙ったものだそうです。
〈健康食品EC市場〉 ダイエット商材に活気/巣ごもりで運動不足が影響か
楽天市場の20年4月の「サプリメント」カテゴリーの売り上げ上位10品目のうち6品目を、酵素やサラシアといったダイエット関連商材が占めたそうです。
ネットショップの流通額が142%、注文件数は170%増!無料セミナー開催へ【GMOメイクショップ】
新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛要請により巣ごもり消費が増加し、その結果、EC利用の需要が高まったことが影響していると考えられているそうです。
女性の82%が今後もネット上で商品購入する機会が増えると回答!新型コロナウイルスの影響による『SNS活用の変化』のアンケート調査
調査結果によると、どのSNSを使うようになったかのアンケートでは、Instagram、Twitter、YouTube、Facebook、ブログの順。また今まで店舗で購入していたものをネットで買うようになったものとして多く回答があったのは、食品、日用品、コスメ・美容、ファッションだったそうです。
EC成功の秘訣は決済種類の数?年商が高いほど決済方法は増加傾向に
調査によると、ECサイトに導入されている決済方法、1位「クレカ」・2位「代引」。またECサイトの決済方法導入数は、年商が上がるほど増加する傾向にあるそうです。
「ラルフ ローレン」が日本公式ECをオープン SNSプロジェクトにEXILEのAKIRAや森星が登場
商品だけでなく、最新のトレンドを取り入れたスタイルガイドや、インスピレーション源を発信するスペシャルコンテンツも順次配信予定だそうです。
ベイクルーズがライブコマースを強化、実店舗スタッフがネット上で接客
ファッション通販サイト「BAYCREW’S STORE」で、初の試みとなるライブコマース「LIVE STYLING」を5月22日から開始。5月29日には「spick&span」のアイテムによるライブコマースも開始したそうです。
コロナ禍で生活スタイルに変化 収束後も日用品・食材・化粧品などネット購入は継続傾向/ヴァリューズ調査
外出自粛で休日の過ごし方に変化があり、高年齢層ほど収束後もネット利用継続の傾向にあり、また家で運動を始めた人は17pt増加、掃除も9.9pt増になったそうです。
三越伊勢丹の新アプリが本格始動 買い物から来店予約まで可能なデジタルプラットフォーム
三越伊勢丹は、新公式アプリ「三越伊勢丹アプリ」を6月9日に本格始動。情報収集から買い物までがオンライン上で完結でき、さらにはリアル店の間口にもなるプラットフォームを目指すことに。また、オンライン接客は2021年3月期内にも本格導入していくそうです。