EC関連ニュース
2021年6月14日週のEC関連ニュース
あらゆる企業で盛んなEC事業だが、その中で見えた「課題」をクリアにするツール開発やサービス展開にも進歩しているようです。「ZOZOGLASS」の予約注文が100万件を突破したニュースや、アルペンによるサイズ計測ツール導入のニュースが話題に。より高いコンバージョンを出すための工夫やアイデアで「ECならではの課題」をいかにクリアにできるか、スピードと品質が問われ始めているようです。
d fashion、かご落ち対策でCVR272%達成 Reproのコンバージョン最大化サービスを活用
商品がカートに残っているユーザーにポップアップを表示する「かご落ち対策」を実施したところ、ポップアップなしの場合と比較し、購買率が272%となったそうです。
「ZOZOGLASS」の予約注文が100万件を突破 肌の色を測定し、ECでのコスメ選びをアシスト
「ZOZOGLASS」は、メラニン量やヘモグロビン量を画像から推定し、肌の色を計測できるツール。パーソナルカラー診断の結果も表示され、自分の肌に合ったファンデーション選びや、服選びに活用できるそうです。
アルペン/最適な洋服のサイズを提案するサービス「unisize」ECに導入
「unisize」の導入により、より正確にサイズを把握することで「サイズが合わない」といったサイズ間違いを減らし、ユーザーの返品リスクも軽減させるそうです。
〈スマホ決済〉 市場規模は4兆円に/加速度的に広がるEC活用
QRコード・バーコード決済(スマホ決済)の利用が拡大。2020年の決済総額は4兆円を超え、クレジットカードに次ぐキャッシュレス決済手段として、近年ECの決済でも存在感を高めているそうです。
ECやポップアップストア強化の事業者が増加 カウンターワークスが最新レポートを公表
調査の結果、新型コロナウイルスによる感染拡大の影響でECへのニーズが一気に高まった一方、リアル店舗であるポップアップストアの展開は、抑制される傾向に。一方で、オムニチャネル施策は、売上向上へとつながる有効な施策と考えられており、各事業者においても慎重に展開時期や方法を探っている様子が見てとれるそうです。
企業からの情報を受け取る手段「メルマガ」が最適に47%、つながりたい方法は「メルマガ購読」が4割【エイジアの調査】
エイジアが「企業に求める情報発信とコミュニケーション方法」の調査結果を発表。企業と生活者間の「届ける」「受け取る」といった双方向コミュニケーションにおいて、Webサイトやメールが有効としているそうです。
三越伊勢丹の公式EC サイトが多言語化ソリューション『WOVN.io』を導入
オンラインストアをリニューアル、アプリをリリースし、顧客の利便性・快適性の向上を図っている中で、海外顧客のさらなる新規顧客獲得と、顧客体験価値向上、日本の魅力ある商品の海外への発信を実現するために、今回 WOVN.io を導入したそうです。
EC食材宅配サービス上位は、おうちCO-OP・コープデリ・イオンネットスーパー
ネット注文で生鮮食材の注文・配送利用者が最も利用している食材宅配サービスの上位は、「おうちCO-OP」「コープデリ」「イオンネットスーパー」。店舗で買い物をする際の不安・悩みの上位は「重い荷物を運ぶのが大変」「買い物のために外出するのが面倒」「いつ行っても特に変わりなく、目新しさがないのでつまらない」だったそうです。
顧客接点のインスタ化でCVR20%達成も、Instagram用のMessenger APIが公開
Instagramのメッセージング機能を自社のニーズに合ったアプリーケーションやワークフローと統合することが可能となり、より有意義なコミュニケーションを実現することで、顧客の満足度を高め、売上拡大につながるそうです。
ECサイトで「2足購入してフィッティング、1足は返品」。ニューバランスが会員限定の競技用シューズ返品無料サービス
サイズに対する不安を解消するための試みで、公式ECの会員ロイヤリティプログラム「myNB」会員限定のサービスとして展開。サイズ・ウイズ選びに迷った際、2足購入してフィッティングし、最適なな1足を選べるそうです。
MS×ビックカメラがコロナ禍で仕掛ける「オンライン接客」を体験–接客から購入をワンストップで
マイクロソフトのオンライン接客はアジアパシフィック地域では日本が先駆けて実施。日本でオンライン接客を行っているのは、ビックカメラだけだが、今後、ほかの販売店にも提案を行っており、マイクロソフト製品以外のPCにも対象を広げて展開予定だそうです。
2021年法人向け通販サービス顧客満足度 ASKULが 2年連続で総合1 位【J.D. パワー調査】
全国の従業員5名以上の事業所3,800件を対象に調査を実施。第1位がASKUL、第2位がAmazon Business、第3位がカウネット。またコロナ禍で衛生用品等の購入需要が増加、事務用品等は需要減となったそうです。
京王百貨店がLINEミニアプリ活用で“ファンづくり”。会員160万人へのOne to Oneマーケティング
デジタルでの顧客接点拡大と顧客1人ひとりに合わせたサービス提供が必要と判断、会員情報とひも付けた施策が行えるLINEミニアプリの活用を決めたそうです。