EC関連ニュース
2023年9月4日週のEC関連ニュース
「SDGsに関する調査」報告が楽天インサイトからあり、環境に優しい企業の製品ほど、消費者に好感を持たれ、そういった企業の商品を優先して購入する傾向にある結果が出ていました。ユニクロが全商品をリサイクル、リユースする取り組み『RE.UNIQLO』を推し進めるように、メーカー系EC事業者は、顧客に愛されるためにも、その視点とビジョンを消費者に発信していく時代が来ているようです。
カゴ落ちの理由の 1位は「送料への不満」で28%、「商品の価格に不満」が26%、「詳細を見たらイメージと違った」が23%
商品を購入するチャネル聞いたところ、78.9%が「Amazon」「楽天市場」といったショッピングモール型ECサイトが多いと回答。事業者独自のECサイトで購入することが多いと回答した割合は23.3%。実店舗は31.4%。ショッピングモール型のECアプリの利用割合は33.6%だったそうです。
SDGs貢献度を考慮する消費者の35.4%がECサイトの商品ページ説明文で判断/楽天インサイト調査
「エシカル消費」を認知しているかを聞いたところ、「よく知っている」が7.3%、「聞いたことがある」が39.4%で合計46.7%。「エシカル消費」のなかでもっとも経験率が高かったのは「地産地消の商品を買う」が37.1%で、次いで「ふるさと納税で事業者を応援する」が28.8%、「コンビニでの在庫消費・賞味期限切れ(に近い)商品を買う」が26.7%だったそうです。
EC消費者意識調査レポートを公開 コロナ禍を経て消費者意識に変化、購買行動の傾向からOMOの必要性が明確に
78.9%がモール型ECサイトで購入する一方で、企業独自のECサイトで購入することが多いと回答した割合は、2019年の調査で5.3%から23.3%に急増。コロナ禍におけるデジタルシフトが要因と思われるものの、実店舗と回答した割合も11.5%から31.4%に増加しているそうです。
イオンリテールがEC本部を新設。「ネットスーパー」「イオンショップ」「イオンスタイルオンライン」を1つの本部に統合
3つのEコマース「ネットスーパー」「イオンショップ」「イオンスタイルオンライン」ぞれぞれの基盤づくりを進めてきたイオンリテール。チャネルごとのプラットフォーム、システム、オペレーションなどを最適化し、相乗効果を高めていくそうです。
欧州ファッションEC大手Zalando、商品レビュー機能を削除し、アンケートのみに
一般的に、ヨーロッパにおいて商品レビューは、eコマースの重要な要素として知られています。。しかし、偽レビューはこの分野でもよくある問題であり、欧州委員会は過去に、偽レビューへの対策を講じるようオンラインプラットフォームに促していたそうです。
次世代型動画ECアプリ「7sGood」、ダウンロード急増で100万超に 「TikTok」感覚でショッピング
「7sGood」は、7秒間で商品の魅力を伝える動画ショッピングプラットフォームで、アリババグループの元役員である陳航CEOが率いるチームで開発。中国・杭州に倉庫を置いている。各種データに基づいて7~11日間の必要在庫数を予測し、在庫数や生産数が過剰にならないように抑制しているそうです。
クラダシと出光興産が業務提携。公式アプリ「Drive On」会員にフードロスECを展開
出光興産は「中期経営計画」において、既存インフラを有効活用しながら「人びとの暮らしを支える責任」と「未来の地球環境を守る責任」を掲示。その1つとして、地域の暮らしを支えるエネルギー&モビリティ拠点となる「スマートよろずや」を提唱し、開発と社会実装に向けた取り組むそうです。
そごう・西武が千葉店に開設する食のOMOストアとは? ECと実店舗の垣根を超えたファン作りを実現
店頭とECで顧客・商品・在庫情報を統一したOMOストア「food edit Chiba」を9月28日に開設。そごう千葉店のOMO施策としては、デパ地下食品の配送「e.デパチカ」、「リモートショッピング」に続き、新たに展開するそうです。