EC関連ニュース
2023年11月20日週のEC関連ニュース
「リピートしたいECサイトの特徴」として、「送料無料」「配達納期」のキーワードが挙げられた。「物流の2024年問題」が注目を集める中で、苦慮を強いられるEC事業者ではあるが、自社で出来ることとして、その次に求められている「商品説明の充実」「ポイント制度」「決済手段の豊富さ」「レビューの多さ」など “買い求めやすさ”への対応も引き続き重要と言えそうです。
リピートしたいECサイトの特徴「送料無料」が50%以上と多数 物流の2024年問題が大きな課題に
「送料無料」の他の回答として、自社EC部門が「商品説明が充実している(27.37%)」「配達納期が早い(25.04%)」。モール部門が「クーポン、割引が豊富(22.99%)」「配達納期が早い(21.75%)」が上位にあげられたそうです。
EC事業者の約3分の1が業務の一部~全部を外注 ECサイトや商品ページの改修が高い需要/マクロジ調査
今後行いたい施策としてはECサイトや商品ページの改修がもっとも需要。次点で新商品開発や仕入れ、また複数チャネルへの販路拡大、そして広告運用強化が続く結果に。EC市場においては競合が全国のエリアとなるので、他社との差別化を訴求し、売れるための制作が求められると推されているそうです。
ウェブ上で個人情報を取得されたくない人は約66% リアル店舗での提供は6割が賛成/LMIグループ調査
個人情報取得で不安に感じる理由で、最も多かったのは「個人情報取得がどのように使われているかわからないから(78.3%)」。世代別では、Z世代、ミレ二アル世代で最も多い結果が「個人情報取得がどのように使われているかわからないから」だったのに対し、X世代は「ターゲティング広告に追いかけられることが不快だから(85.9%)」との結果だったそうです。
商品購入時における情報収集に関するアンケート調査 インターネット検索が62%と全体で最多、若年層はSNSの活用に積極的か
オンラインで商品を購入する前に情報収集で1番利用する媒体について、最も多かった回答は「インターネット検索(公式・その他のサイトも含む)」で62.4%。次いで、「X(旧Twitter)/Threads」が8.3%、「You Tube」が7.2%で続くという結果だったそうです。
月商100万円以上のEC事業者に対するアンケート調査 約6割が1カ月以内に業務効率化システムを導入していたことが明らかに
購入率を上げる施策として、商品ページの構成・デザインの見直しを行っている事業者が約80%、モールのイベント対策を行っている事業者は約52%のほか、購入率向上策を行っていない事業者は約8%だったそうです。
伊藤忠商事、中国の流通商品を調達できる日本の小売・EC企業向けBtoB-ECサービス「THE CKB X」をスタート
中国子会社の伊藤忠繊維貿易有限公司(ITS)とシステム開発を手がける杭州史尼芙科技有限公司(SNIFF)の合弁会社「浙江伊藤尼扶供応鏈有限公司(ITONIFF)」を設立。ITONIFFが11月からBtoB越境ECサービス「THE CKB X」を提供。マーケットのニーズを捉えた新たな商品調達の選択肢として「THE CKB X」を展開し、ビジネスモデルの進化に取り組むそうです。
アスクルが自社専用対話型生成AIツールを全社に導入。業務効率化、デジタルリテラシーの向上につなげる
導入したツールは、Microsoftが提供する「Azure OpenAI Service」を利用したアスクル専用対話型生成AIツール。アスクル社員は、セキュリティが担保された環境で、ツールにダイレクトメッセージを送ったり、メンションしたりすることで、チャットボットとの対話が行えるそうです。
インターネットショッピングサービスに関する調査 一番好きなサイトはAmazonが全年代で1位、楽天市場は2位という結果に
Amazonを好きな理由としては、配送が早い、送料が無料/安い、すぐに注文できる/手間がない、などの意見が多かった。一方楽天市場では、ポイントがたまりやすい、お得なキャンペーンやサービスが多い、商品が探しやすい。Yahoo!ショッピングは、ポイントがたまりやすい、お得なキャンペーンやサービスが多い、商品が探しやすい、との意見があったそうです。