EC関連ニュース
2020年6月15日週のEC関連ニュース
注目は、長年にわたりリアル店舗のみで販売を行ってきたハイブランドの「ジュンコ コシノ」や「サカイ」もコロナ禍をきっかけにECサイトを立ち上げて、また注力をし始めたこと。複数のチャネルを持つことで売り上げ維持に貢献できるほか、支持する顧客の多いハイブランドならではのEC施策にも興味が集まりそうだ。
Hamee 20年4月期/営業利益50%増/巣ごもりでEC売上拡大
スマホグッズ販売や一元管理システムの運営を行うHamee(ハミィ)の20年4月期における売上高は、前期比9.9%増の113億2500万円だったそうです。
「ZOZOMAT」の計測者数が100万人を突破!8割が知らない自分の足のサイズを知って、ECで靴を買おう
「ZOZOMAT」は、スマホで簡単に足の3Dサイズを計測できるサービス。ZOZOが実施した「靴の買い方に関するアンケート」では、83%が「自分の足のサイズを知らない」、インターネットで靴を買う時に、「試着しないとサイズが不安」と回答した人も84%だったそうです。
シニアの巣ごもり消費、約2割が「EC利用増えた」…スーパーは4割減も
50歳以上の男女1065人を対象に、緊急事態宣言下の4月24日から5月6日にかけ、「巣ごもり消費」をテーマに調査。サービスを選ぶ時に重視する点をたずねた質問では、「通販・EC サイト」「ネットスーパー」「フリマアプリ・ネットオークション」で、「価格や利用料が安い」(74.9%)が1位だったそうです。
ベイクルーズがAmazonでの販売をスタート、「マケプレプライム」対象商品として出品
ベイクルーズグループは自社ECサイト「ベイクルーズストア」を中心にEC事業を展開。出品するのは19のブランドで、JOURNAL STANDARD、JOURNAL STANDARD relume、journal standard luxe、IENA、SLOBE IENA、VERMEIL par iena、Spick & Span、U by SPICK&SPAN、FRAMeWORK、NOBLE、JOINTWORKS、La Totalite、EDIT. FOR LULU、Le Talon、EDIFICE、417 EDIFICE、WISM、JOURNAL STANDARD L’ESSAGE、SAVE KHAKI UNITED。
STORESでのショップ開設、食品関連で400%に
STORESの4月の開設数は3月比150%以上を記録。特に、食品関連の開設数は400%、サービス業のカテゴリでは500%を超えるなど、従来の物販の枠を超えた幅広い利用動向があったそうです。
「サカイ」が公式オンラインストアをオープン 阿部千登勢「意識したのはパーソナルかつ実店舗のようなリアルさ」
「サカイ(SACAI)」は6月19日に、公式オンラインストア「サカイ ザ ストア(SACAI THE STORE)」をオープン。サイトでは、実際に『サカイ』で働くスタッフや、フレンズ&ファミリーに着用してもらい、同サイト内に掲載。フレンズ&ファミリーには、メンズブランド「クロット(CLOT)」を手掛ける起業家兼クリエイターのエディソン・チャンや、エディソンの妻でモデルのチン・シューペイ、仏・パリのブランドコンサルティング会社、ジャスト アン アイデアの創設者サラ・アンデルマン、サラの夫のフィリップ・アンデルマンなどがいるそうです。
「Facebookショップ」、国内での提供開始 中小ビジネスのオンライン事業をサポート
Facebookは、中小ビジネスのオンライン事業をサポートする「Facebookショップ」の提供を開始した。カスタマイズ可能なオンラインショップを無料で作成でき、同社が提供する様々なアプリで公開できるそうです。日本におけるサービスでは、注文すると企業アカウントのアプリ外のWebサイトに遷移し、商品購入が可能。
サンワカンパニー/ウェブ接客を強化/対応者増員し回答迅速化
住設EC大手のサンワカンパニーはこのほど、インスタグラムのライブ配信を活用したウェブ接客を強化。ウェブ接客からショールームへの来店予約につながるなどの一定の成果がすでに出ているそうです。
楽天市場上半期ヒット番付、横綱は「団らん消費」「応援・支援消費」
調査の結果、①「買って応援」という消費がトレンド、②「巣ごもりアウトドア」で家の中をレジャーに、③小結は「リモート映え消費」と「光熱水費のずぼら節約」、④ラクマ横綱は「シニアお片付け出品」「リモートオタ活」などが分かったそうです。
コロナ禍で明暗分かれた店舗とEC–今こそ見直すべき企業の「アプリ」活用
単にアプリ内ブラウザにECサイトやSNSへのリンクを貼るのではなく、コンテンツを集約し、会員情報を連携し、ECとのログインを維持すること。それにより、顧客がスムーズにアプリ内を回遊し、商品だけでなく、ブランドの価値観を理解しながら、心地よく買い物ができることこそ重要だそうです。
総合ECモールの利用者は約3割増加。「実店舗の利用回数減らした」は43%【新型コロナウイルスにおけるEC利用動向調査】
スマートフォンを所有する18歳~69歳の男女2,128人を対象に「2020年5月新型コロナウイルスにおけるEC利用動向調査」を実施。2020年3月以前と比べて総合EC(モール)、ネットスーパーともに利用者は約3割増加だったそうです。
「ジュンコ コシノ」が初のオンラインストアをオープン 新型コロナの影響を受けて
ブランド初のECサイト「ジュンコ コシノ マーケット(JUNKO KOSHINO – MARKET)」をオープン。これまでは直営店のみで販売を行ってきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けてECサイトを立ち上げた。ECサイトでは、「ジュンコ コシノのさまざまなスタイル・価値が共存するマーケット」をテーマ直営店とは異なるラインアップを扱うそうです。
EC・コンテンツ配信、5月以降も消費増…食品ECは1月から55%増
ジェーシービーとナウキャストが5月後半の国内消費動向指数「JCB 消費NOW」をまとめた。調査によると、「EC」「コンテンツ配信」の2分野は、1月後半からの変化で数少ない「プラス業種」。EC全体は同27.1%増、ECの各種商品小売は同25.7%、飲食料品小売は55.6%、織物・衣服・身の回り小売は同31.8%、機械器具小売は67.5%と、それぞれ大幅増となっているそうです。