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EC売上を伸ばす施策3選!集客数・購入率・客単価を改善するコンバージョン最適化(CRO)のノウハウ

2023年7月26日

デジタルマーケティングの落とし穴とは?「施策ありき」では失敗しやすい

ユーザーごとに最適な情報を提示し続けるには、ユーザー軸で一貫性のある施策を実行しなくてはいけません。「施策ありき」でデジタルマーケティングに取り組むと、失敗しやすいので注意が必要です。

自社ECサイトの売上高を伸ばす方法論として、次のような意見をよく聞きます。

“まずは多くの人にECサイトを知ってもらうために、Web広告を増やした方がいい”

“訪問者数が増えても購入率が低ければ広告費の無駄になる。ページを改善して購入率を上げるのが先だ”

“サイト訪問者に対する施策は即効性が高い。Web接客で客単価を上げよう”

これらはどれも、間違いではありません。しかし、どれか1つの選択肢にこだわり、施策ありきで予算を組んで実行に移してしまうと、各施策の相乗効果が生まれにくくなりますし、顧客にとって一貫性のない買い物体験になりがちです。結果的に施策の成果が上がりにくくなるでしょう。

繰り返しになりますが、施策を考える際は、「顧客に対して、最適な情報を提供し続けるには、どのような施策が必要か」という視点を忘れないでください。

自社ECサイトのコンバージョンを最大化する施策3選

自社ECサイトのコンバージョン最大化に役立つ3つの施策を解説します。

デジタルマーケティングの戦術を設計する際に、「何を実行するか」「何から取り組むか」を決める上で、根拠となるデータを得るための調査・分析。そして、ECサイトの集客数・購入率・客単価を改善する施策等があります。

実施する施策は多岐にわたりますが、特に重要かつ即効性が期待できる施策をピックアップしました。なお、これらの施策は単発で実施するのではなく、ユーザー軸で一貫性のある施策になるように、連動して実行することが重要です。

① 競合分析【調査・分析】
② 広告と連動したポップアップ【購入率・客単価】
③ Web接客【購入率・客単価】

① 競合分析

競合よりも優れたECサイトを作るには、競合サイトのコンテンツやアクセス状況などを調査し、自社と比較することで、自社の強みと弱点を把握することが重要です。

競合分析の調査項目は商品、販売価格、サービス、アクセス数、流入が多いキーワード、流入が多いページ、広告媒体、広告のクリエイティブ、ECサイトのコンテンツなど多岐にわたります。

これらを調査し、競合よりも自社が優れている要素と、足りない要素を浮き彫りにすることで、根拠を持って自社ECサイトの改善に取り組むことができます。

弊社が実施している競合分析の一例

② 広告と連動したポップアップ表示【購入率・客単価】

ユーザーがクリックした広告の内容と、ECサイトでポップアップ表示するコンテンツを連動させることで、認知から購入まで一貫性のあるユーザー体験が実現し、ユーザーの興味を持続させることができます。

広告にパラメーターを設置し、ユーザーがクリックした広告を把握します。さらに、ユーザーの行動データ(ECサイトの訪問履歴や商品の購入履歴など)と掛け合わせてセグメントを判定し、セグメントごとに誘導先のページや表示するコンテンツを決定します。

広告とECサイトのコンテンツを連動させることで、ユーザーとコンテンツの最適なマッチングが実現し、購入率や客単価の向上につながります。

広告と連動したポップアップ表示のイメージ

③ Web接客【購入率・客単価】

ECサイトで表示するバナーやクーポン、メルマガなどをユーザーごとに出し分けるWeb接客も、ECサイトの購入率や客単価の向上に効果的です。

ユーザーの行動データ(流入元情報、閲覧履歴、滞在時間など)にもとづいてセグメントを構築し、セグメントごとの行動パターンを把握します。そして、セグメントごとにWeb接客のシナリオを設計。例えば、「バナーAをクリックした顧客には、バナーBを表示する」「バナーBをクリックした顧客には、メルマガAを送信する」といった具合に、ユーザーの行動をトリガーとしてコンテンツを提供します。

なお、ユーザーがコンテンツに反応しなければ、別のシナリオに切り替えるなど、きめ細かくシナリオを設計することでWeb接客の効果を高めることができます。

弊社が実施しているWeb接客の一例

「CROソリューション」で解決できるEC事業者の課題

NTTドコモは、本稿で解説したCROの戦略立案から施策の提案・実行までをパッケージ化したコンサルティングサービス「CROソリューション」を提供しています。
前章でご紹介した3つ施策の他に有効な施策を7つご用意しております。各企業が抱える様々な課題に対して幅広くトータルでサポートします。

「CROソリューション」のサービス提供イメージ

自社ECサイトによくある3つの課題

最後に、EC事業者が直面しがちな3つの課題を紹介します。次のような課題をお持ちの方は、「CROソリューション」によって売上拡大が期待できます。該当する企業は、お気軽にお問い合わせください。

Web広告の獲得効率が悪化している

第3章「自社ECサイトの売上拡大にCROが役立つ理由」でも言及しましたが、近年はWeb広告のCPA(獲得単価)が高騰し、獲得効率が悪化しているEC事業者が増えています。

Web広告の効率を改善するには、Web広告と他の施策(LP・ポップアップ・Web接客など)を連動させ、トータルでコンバージョン率を高めることが重要です。「CROソリューション」では、それを実現するデジタルマーケティング戦略を提案します。

ロングテール商品の売り上げが伸び悩んでいる

「ECサイトのロングテール商品の売り上げが伸び悩んでいる」という悩みもよく聞きます。取扱商品数が多いECサイトでは、売上構成の半分以上をロングテール商品が占めることもありますが、マーケティング担当者がSEOやWeb広告に手が回らないと、ユーザーがロングテール商品にたどり着けず、売り上げが伸び悩むことも少なくありません。

こうした課題を解決するには、ロングテールを意識したSEOや広告運用が必要です。「CROソリューション」では、SEOやコンテンツマーケティング、リスティング広告、ダイナミック広告などを活用し、ロングテール商品の閲覧数を増やします。

さらに、サイト内検索エンジン「goo Search Solution」を導入することで、検索結果にロングテール商品もしっかりヒットするようになり、ユーザーと商品のマッチングを促進することが可能です。

ECサイトのユーザー離脱率が高い

3つ目の課題は、ECサイトのユーザー離脱率が高いこと。広告やSEOでアクセス数を増やしても、離脱率が高いと購入件数は思うように増えず、集客にかかる予算の浪費につながります。

この課題を解決するには、ECサイトのログを分析し、ユーザーが離脱しやすい箇所を把握した上で、対策を講じることが必要です。

「CROソリューション」は、サイト導線分析によってユーザーが離脱しやすい箇所を特定した上で、具体的な改善策を提案します。ユーザーの離脱原因が分からず、対策を打てていない企業は、「CROソリューション」によって購入率の改善が期待できます。

まとめ

CROを実現するには、施策の根拠となるデータ分析が欠かせません。弊社はNTTグループのWebサービス向けにデジタルマーケティング支援を行っており、そのノウハウをベースとしたデータ解析の知見を「CROソリューション」にも活かしています。

「CROソリューション」は、ツールやシステムを提供して終わりではなく、デジタルマーケティング戦略の立案から施策の実務までサポートする伴走型のコンサルティングサービスです。

自社ECサイトの売上高を伸ばすために、デジタルマーケティングを見直したい方は、以下の窓口までお気軽にお問い合わせください。

CROソリューション相談窓口メールアドレス:desk@nttr.co.jp

執筆者:goo Search Solution編集部
goo Search Solution編集部ではECサイト担当者様向けに、EC業界の最新動向から日々の運用のヒントになる情報を独自取材してお届けしています。
ECサイトに関わるニュースをまとめた「EC関連ニュース」を毎週お届けしているほか、様々なEC関連レポートもダウンロード資料としてご提供しています。
ECサイトの売上アップや検索エンジンの導入、ハッシュタグ機能のご相談も承っています。
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