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検索結果順位について

2021年1月28日

前々回は0件ヒットを改善する為の表記ゆれについて、前回は検索スピードの重要性についてお話し致しました。
いずれもECサイトの売上アップには欠かせない要因です。
しかし、個人的には、今回取り上げる検索結果順位がECサイトの売上アップに最も貢献するものだと思っています。

ユーザがECサイトで欲しい商品を検索した結果、望んでいない商品が検索結果に表示されたらどうでしょうか?
Googleなどの検索エンジンでサイト検索しているのであれば、入力するキーワードを変えて何とか欲しい情報が掲載しているサイトを検索するでしょう。
しかし、ECサイトを利用するユーザは検索結果に希望する商品が表示されない場合、「このサイトには求める商品がないんだな」と判断し即時に他のECサイトへ移ってしまいます。
残念ながら、ECサイトを利用するユーザは何度も検索してくれるほど根気強くはありません。

検索結果順位が売上アップに最も貢献する要因

以上のように、検索結果順位が売上アップに最も貢献する要因と思っています。
いくら表記ゆれ対策で0件ヒットがなくなり、検索スピードが改善されても、検索した結果がユーザの求めるものでなければユーザはそのサイトから離れてしまいます。
(むしろ、表記ゆれ対策と検索スピードはECサイトとして当然の機能であるとも言えます。)

ECサイトでユーザが期待している検索結果が表示されない理由としてサイトの並び順が考えられます。
売上順、人気順、おすすめ順、価格順など、サイトによってデフォルトの並び順が設定されている場合に、ユーザが期待する結果が表示されません。
例えば、価格順がデフォルト設定の場合、「スマートフォン」と検索するとおそらく検索結果にはケーブルやスマートフォンカバー、液晶シールなどのグッズが上位に表示されてしまいます。
また、「おすすめ順」はサイトがおすすめだと思っているだけで、ユーザにとっておすすめでないこともよくあります。

以上のように、ECサイトにとって並び順は重要であり、かつユーザの期待通りに検索結果を表示させることはシステム的にかなり困難です。
では、どうすればよいか?
少し面倒ですが、ユーザの行動ログを解析し、どの商品を上位に表示させるかなどの運用を行う必要があります。

本来、ECサイトに存在する商品にも関わらず「商品がない」と判断されない為に、検索結果をしっかり運用していくことが売上アップにおいて重要です。

堀川 治 (ほりかわおさむ)

株式会社サンクユーの代表取締役。関西大学経済学部卒。
サンクユーは、3C分析・ペルソナ分析による、売れるECサイト構築を得意するWEB制作会社。
自身は10年の業務系システム開発の経験を持つ。
その為、3C分析・ペルソナ分析に基づいたフロント機能の提案と、
業務システム経験に基づいたバックエンド機能の提案ができることを強みとしている。
また、ECサイトだけでなくB2Bサイトの制作も手掛け、
EC-CUBE DAY 2014では、サンクユーが制作したB2Bサイトが2万サイトから優秀サイトに選出された。

<株式会社サンクユー>
https://www.thank-u.net/

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