EC関連ニュース
2020年4月20日週のEC関連ニュース
巣篭もり消費に関するニュースが顕著になった一週間。2月〜3月のアパレルを中心としたネット販売が好調なニュースをはじめ、クックパドの自宅配送、Uberのサービス「Direct」「Connect」、「俺のイタリアン」による宅配サービスなど、新型コロナウイルス感染症に対する各社の施策が次々に始まっているようです。
クックパッドが自宅への当日指定時間配送を可能に DIAq(ダイヤク)との連携で6,000人以上の配送員が威力を発揮
クックパッドマートは、毎日の料理に欠かせない生鮮食品に特化したECサービスで、地域の販売者や生産者の新鮮な食材をアプリから購入できる。購入した商品は、地域の店舗や施設に設置された生鮮宅配ボックス「マートステーション」に届けられ、購入者は好きな時間に立ち寄って商品を受け取ることが可能だそうです。
良品計画のEC売上は222億3700万円の11.2%増、EC化率は6.8%[2019年度実績]
2020年2月期におけるEC売上高は前期比11.2%増の222億3700万円で、EC売上高の増収率は2期連続で10%超え。EC化率は6.8%で前期よりも0.2ポイント高買ったそうです。
東京都在住のネットスーパー利用者、Prime Nowを利用したことがあるが5割/ジャストシステム調査
調査によると、3東京都在住・ネットスーパー利用者の約5割にPrime Nowの利用経験があり、食品・日用品の購入方法としてPrime Nowをメインに使う人は45%、サブ利用の人は55%だったそうです。
新型コロナで「買い物習慣はガラっと変化する」――セブン&アイのネット通販が伸長
セブン&アイ・ホールディングス井阪隆一社長は、新型コロナウイルス感染拡大による消費者の買い物行動について「今回の件をきっかけに、お客さまの買い物習慣はガラッと変化する可能性が非常に大きい」と説明。
「世界の小売業ランキング2020」が公表 Amazonは3位に
今年で23回目を迎えるGlobal Powers of Retailingの最新版を日本語訳したレポート「世界の小売業ランキング2020」を発表。EC最大手のAmazonが5位から3位に浮上し、ECの潜在能力を感じた一方、Amazonは1位のウォルマート、2位のコストコに続く順位でまだまだ実店舗販売が強い結果が出たそうです。
「俺のイタリアン」運営会社、公式オンラインショップ「俺のEC」オープン クロワッサン食パンを取り扱い
「俺のイタリアン」運営会社、俺の株式会社は、公式オンラインショップ「俺のEC」をオープン。配送地域は東京(伊豆諸島/小笠原諸島を除く)、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木、山梨、静岡で、5月上旬以降、全国に拡大予定だそうです。
店頭売上が大幅減のアパレル企業、消費者のネットシフトでECは堅調に推移[新型コロナの影響]
帝国データバンクが4月15日に発表したリリースによると、上場アパレル企業の3月度売上高は9割超の企業で既存店・全店ともに前年同月の月次売上高を下回った。多くのアパレル企業でECは前年実績超え、一方で、ネット通販は堅調に伸び、ユナイテッドアローズ、アダストリア、ワールドなど多くのアパレル企業でECは前年実績超えをしているそうです。
2月のネット通販支出額は1%減、新型コロナで旅行関係費が大幅減
総務省統計局がこのほど発表した2020年2月の「家計消費状況調査」によると、1世帯(2人以上)の2月のネットショッピング支出額は前年同月比1%減の1万2847円、ネットショッピング利用世帯の割合は同0.8ポイント増の42.5%となったそうです。
Netflix、3カ月で会員が1577万人増–自宅待機の影響で
Netflixは、2020年度第1四半期(1〜3月期)の加入者数が予想の2倍以上になったことを明らかにした。Netflixにとって地域別で最大の市場である米国とカナダでは、ストリーミング利用者が230万人増え、合計7000万人近くになったそうです。
ロコンドのEC取扱高は25%増の138億円、EC事業売上高は28%増の66億円
アクティブユーザーと取扱ブランド数が増加したほか、返品率も改善。ショッピングサイト「モバコレ」を「LOCONDO.jp」へ統合した効果もあり取扱高が伸長したそうです。
米国でアパレル商品のオンライン売り上げが2ケタ増
小売り各社はアパレル商品の値下げを行い、オンラインで販売の促進を図った成果もあり、米国やその他主要市場でのアパレル関連商品の4月中旬の週間売上高が前年比で2ケタ増となった。例えば、メイシーズ(MACY’S)ではアパレル商品が40%オフとなっており、25ドル(約2680円)以上の購入で配送料が無料。コールズでは「リーバイス」のトップスとボトムスが40%オフとなっているほか、「ナイキ」「アディダス」「アンダーアーマー」の一部商品が25〜30%オフなど各社の施策が功を奏しているそうです。
サブスクリプション市場、2020年度には7,873億円まで拡大か/矢野経済研究所が予測を発表
2019年度のサブスクリプションサービス国内市場規模は消費者支払額ベースで、6,835億2,900万円だった。2020年度は前年度比15.2%増の7,873億円となると予測。2019年度は先行して行っていた衣料品・ファッションレンタル分野において、新たに時計やバッグといった高額なリユース品を取り扱う二次流通事業者の参入がみられるそうです。
シニア、新型コロナをきっかけに「ネットショッピング増えた」は1割 [趣味人倶楽部調査]
新型コロナウイルスの流行がきっかけで購入したものを見てみると、店舗では「衛生商品」「食品」「日用消耗品(紙類)」がいずれも約4割に。インターネットで購入したものを見ると最多は「その他」(28.7%)で、自由回答を見てみると、「カメラ/レンズ(70代前・後半/80代後半 男性)」「画材(70代前半 女性、80代前半 男性)」「ウクレレ(60代前半 男性)」「カラオケマイク(60代後半 男性)」など、在宅でできる趣味に関するものが多かったそうです。