EC関連ニュース
2019年10月21日週のEC関連ニュース
クックパッドが運営する「クックパッドマート」で特定のマンションへの宅配サービスがスタートになった。個別宅配ではなく、複数のお客様の商品を受け取り場所(マートステーション)へ共同配送する仕組みで配送効率を高めることが目的の一つだそうだが、それ以外にも、すでにマンションという囲い込まれた利用者(居住者)に対し、サービスを提供することで1手が10手にもなる効果的なビジネスモデルとも言えそうです。
グーグルのWing、ドローンによる家庭向け商用配達サービスを開始–米国初の取り組み
Google兄弟会社のWing Aviationは、米国バージニア州でドローンによる市販医薬品などの家庭向け商用配達サービスを開始。なお、Wingはすでにオーストラリアとフィンランドでドローンによる配達サービスを運営中だそうです。
ユナイテッドアローズがEC運営をZOZOアラタナに再委託
ユナイテッドアローズはリアル店舗とECのサービス拡充を目指して、約10年間協業してきたアラタナから自社主導に移行するため、9月12日からサイトを一時停止していたが、「利用停止期間の長期化は避けたい」と、アラタナへの再委託に至ったそうです。
サブスク認知度は25%、最も利用されているのは「動画配信」
ネットリサーチサービス「Fastask」を利用した調査は9月下旬の4日間、全国の20~68歳の男女1000人(有効回答)を対象に調査。定額制サービスを知っていると回答した573人のうち、利用しているサービスで最多だったのは「動画配信」の34.0%で、以下順に「音楽配信」「ECサイトの有料会員」「新聞・雑誌購読」「電子書籍・コミック配信」となったそうです。
Twitter、業績予想に届かず–ユーザー数は17%増
Twitterは米国時間10月24日、第3四半期中に毎日ログインして広告を目にしたユーザー(収益化可能なデイリーアクティブユーザー:mDAU)は1億4500万人で、前年同期に報告したmDAUである1億2400万人から17%増加したと発表。9月30日締めの3カ月間のTwitterの売上高は8億2370万ドルで、前年同期比で9%増加したそうです。
1000億円を超えたビックカメラグループのEC売上、EC化率は12%
ビックカメラグループのEC売上高は、ビックカメラ、コジマ、ソフマップのEC事業の売上高と、楽天ビックへの卸売りを合計した金額。スマホアプリを刷新したほか、楽天ビックで店頭取り置きサービスを開始。スマホアプリと店頭が連動したオムニチャネル化も推進しているそうです。
集英社がECとメディアを融合させた『HAPPY PLUS』を話題の新施設「渋谷スクランブルスクエア」に展開
集英社は渋谷再開発の中核を担う「渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン 4階 428-224(シブヤ224)」から選りすぐりのWebコンテンツや雑誌と連動したアイテムを、55インチの大型サイネージを3台を使って発信するそうです。
郵便局でキャッシュレス決済が利用可能に–2020年2月3日より
決済種類・ブランドについては、非接触対応カードを含む、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードの6ブランド(VISA、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club、銀聯)、電子マネーが交通系IC、iD、WAON、QUICPay+の4ブランド。スマートフォン決済は、ゆうちょPay、Amazon Pay、au PAY、d払い、LINE Pay、メルペイ、Origami Pay、PayPay、楽天ペイ(アプリ決済)、Alipay、WeChat Payの11ブランドとなるそうです。
LP改善でCVRが1.64倍にも 「B2Bサイトにおけるランディングページの勝ちパターン」の調査結果が発表される
研究結果のサマリは、①ランディングページ(LP)の縦の長さとCVRは無関係、②LPをファーストビュー完結型にすることでCVRは1.64倍、③コンバージョンボタン(CTA)はファーストビュー中央におくことでCVRは1.32倍、④コンバージョンボタン(CTA)のテキストに補完的文言を付帯させることでCVRは1.45倍、だったそうです。
クックパッドマート/三井不動産のマンションに「生鮮食品EC」導入
生鮮食品EC「クックパッドマート」において、新たに集合住宅向けサービスを開始。導入第一号として、三井不動産レジデンシャンの分譲済みマンション「パークホームズ豊洲ザレジデンス」(総戸数693戸)の居住者向けに提供を開始するそうです。
モバイルコンバージョン数増加の一方、依然としてデスクトップからのコンバージョン価値はモバイルを93%上回る
モバイルコンバージョン数は2018年から2019年の間に10ポイント(39%から49%)増加したものの、全体的には、デスクトップからの訪問者によるコンバージョンは、モバイルユーザーよりも60%多く、デスクトップデバイスからのコンバージョンがもたらす価値は、モバイルコンバージョンよりも平均して93%高い結果が出たそうです。
LINEのチャットボットでAIと人による組み合わせサポートが可能に–モビルスと連携
LINE上で相手に応じて必要なタイミングで必要な情報を配信できるシステム「モビキャスト」や、AIと人の連携が可能なシステム「モビエージェント」など、LINEを活用したソリューションを提供してきたモビルス。新たに、LINE BRAIN CHATBOTと連携するモビエージェントは、チャット対応時のオペレーター支援を目的としたシステムで、チャットボットによる自動応答と、オペレーターによるチャット対応の切り替えや連携が簡単にで着るようになるそうです。