EC関連ニュース
2021年7月5日週のEC関連ニュース
ネット通販のレビュー分析から誕生したオンワード樫山が新展開するレディスブランド「アンフィーロ(UNFILO)」。ネット販売で高い支持を集め、そのレビューにある“お客様の声” こそがマーケティング基点の商品開発と位置付けた姿勢は、オムニチャネルの新しいスタイルとして注目したい。
ネット通販利用世帯は1.6ポイント増の52%、旅行関係費が3.4倍に
総務省統計局が6日発表した2021年5月の「家計消費状況調査」によると、1世帯(2人以上)のネットショッピング支出額は前年同期比8.8%増となる1万7275円、ネットショッピング利用世帯の割合は同1.6ポイント増の52.1%だったそうです。
はるやま商事が非接触でサイズを計測するAI最新ツールを導入、新しい接客を提供
展開するブランド「はるやま」「PerfectSuitFActory(P.S.FA)」「フォーエル」の店舗で、スマートフォンなどスマートデバイスで撮影した写真2枚で全身24か所を身体採寸する接客を開始。BtoB採寸データ閲覧サービスBodygram マーチャントダッシュボード」を改良し、各店舗に設置したタブレット端末で「Bodygram APP」を使用し、新しく搭載した店舗スタッフモードを使用することで、非接触で安全かつ効率的な接客を可能になったそうです。
オンワードから単品訴求の日常着 ECのレビュー分析で改良重ねる
オンワード樫山は、婦人服ブランド「アンフィーロ(UNFILO)」を今年秋から本格的に販売することに。百貨店向け婦人服「自由区」の派生レーベルとして2019年からEC(ネット通販)で扱ってきたが、好評を受けてリアル店舗の出店に乗り出すそうです。
キャンプの平均初期投資額は7万8,362円 グッズ購入場所「EC」が6割で浸透度高く/auCL調査
アウトドアグッズの購入場所は、「アウトドア・キャンプ用品専門店(82.0%)」がもっとも多く、ホームセンター(66.8%)」、「ECサイト(Amazon、楽天市場、Yahoo! ショッピング、au PAY マーケットなど)(58.0%)」が続き、さらに4位には、「100円ショップ」がランクインする結果に(複数回答)なったそうです。
PayPayフリマに新機能「検索急上昇ランキング」が登場
ヤフーはフリマアプリ「PayPayフリマ」の新機能として「検索急上昇ランキング」の提供を開始。「検索急上昇ランキング」は、前日よりも検索数が大きく上昇したキーワードを紹介するランキングコンテンツで、サービス内に設置してあるページ「フリマランキング」に追加されるそうです。
コクヨ、オリジナルの文具をひとつから購入できる個人向けカスタマイズサービスを開始
デザインシミュレータ上で対象となる商品の表紙に文字を書き込んだり、スマートフォンやパソコンからお気に入りの写真やイラストを取り込んだりして、自由にデザインを楽しんで購入できるもの。既存の商品にはない自分だけの文具を気軽に使いたいニーズに応えられるそうです。
メーカーズシャツ鎌倉が動画コマースを強化、インスタライブで“心ある接客”
接客動画では、静止画では伝えられない商品の質感やサイズ感、細かなディティールなどの特徴、スタッフのおすすめポイントなど、店舗でしか知ることのできない詳しい情報を伝達。動画コマースの強化にはvisumoが提供するビジュアルマーケティングプラットフォーム「visumo」を採用しているそうです。
2021年、上半期売れたもの1位は麦芽飲料 SNSなどで健康効果が注目され大幅増【インテージ調査】
2021年の上半期、1位となったのは麦芽飲料。SNSなどを中心に貧血や体力増強によいことが話題となり、昨年後半より需要が急拡大。2位はプロテイン粉末で前年比160%。女性を中心に購入率も上昇。2019年の同時期に比べると市場規模も2倍以上になったそうです。
イオンペット/公式ECサイト「PETEMOオンラインストア」開設
犬猫用のペットフード・グッズを中心に約1万種類の商品を取りそろえた公式ECサイト「PETEMO オンラインストア」を開始。今回のECサービスの開始を皮切りに、今年9月には、秋冬シーズンに需要の高まるアパレル商品、小動物用商品の取扱開始に加え、動物病院のECサービス開設に伴う新たなサービスも拡充予定だそうです。
Zホールディングスグループ、食品や日用品などの即時配達サービス開始 注文から受取まで最短15分で完了
Zホールディングスは、グループ企業のアスクルおよび出前館とともに、日用品や食料品を即時配達する「即配サービス」の実証実験を、2021年7月末から開始すると発表。実験は東京都板橋区を含む一部エリアで開始し、順次範囲を拡大する予定だそうです。
チョコレートブランド「リンツ」、アプリでバーチャルストア体験を実現 デジタルギフトも取り扱う
公式アプリをリリースし、同アプリではポイントプログラムやオンラインショップの機能に加え、バーチャルストア体験が可能に。バーチャルストア体験以外に、店舗とオンラインショップで共通利用できるポイントプログラムや、オンライン上で贈ることができるデジタルギフトの機能も搭載しているそうです。
TSI営業利益22億円に回復 3〜5月期、「パーリーゲイツ」がけん引
TSIホールディングスの2021年3〜5月期業績は、営業利益が22億円で、前年同期の64億円の赤字から黒字転換。ECも引き続き伸びており、EC売上高は前年同期比10.4%増、前々年同期比28.4%増の103億円、EC化率は35.3%になったそうです。