EC関連ニュース
2022年2月28日週のEC関連ニュース
ECストアの返品率は15~30%と言われており、実店舗の返品率が約8%に比べて高い数値になっています。アシックスが取り組みを始めた返品への対応は、返品率そのものを下げるのではなく、返品があることを受け容れ、逆にそのアクションを活用。EC事業者にとって大きな課題である返品について、今後、各企業の取り組みが問われてきそうです。
アシックスの「返品サービス」からロイヤル顧客育成のアプローチ。全国3万か所の返品拠点&簡単な手続きを提供する仕組みとは
2022年1月、公式ECサイトに「返品サービス」を導入し、国内で約3万か所の利用が可能。顧客の返品傾向や返品理由などは、自動的に分析して管理ページに表示。商品ページの改善や商品開発にも貢献するなど、返品データを将来の売上拡大につなげることが目的だそうです。
自社・モールの多店舗展開は72%、実店舗展開はアパレル・食品が70%に迫る
自社EC・モールの多店舗展開状況について調査ところ、自社EC以外のECモールに出店している状況が72.00%と大多数。一方で、これまでECモールに一度も出店したことがないが21.20%、過去にECモールに出店していたが今はしていないが6.80%と少数にとどまったそうです。
7割以上が「チャットでの問い合わせ経験あり」。約6割が「窓口対応に満足して購買・利用継続を決めた」
「問い合わせを行う際に、最もよく使う手段」を聞いたところ、「電話」(32.4%)が最多、次いで「メール」(14.0%)「チャット」(10.3%)。3人に1人が電話以外の手段を選び、2人に1人がノンボイスを一番にあげたそうです。
スマホ後払いサービスの利用経験上位は「キャリア払い」「メルペイスマート払い」「PayPay後払い」
スマホ後払いサービスの認知は50.4%で、そのうち利用経験は62.5%。年代別にみると、60代が69.6%で最も多く、次いで40代が65.9%、50代が64.7%だったそうです。
【ebay】2021年Q4と年間越境ECトレンドを公開 売れ筋の上位5位をゲーム関連が独占
2021年度第4四半期(10‐12月)の期間、および2021年の一年間に日本セラーから出品されたアイテムの販売動向を発表。2021年年間では、取引額ランキングにおいてブランドバッグが1位、腕時計が2位だったそうです。
「楽天」「アマゾン」「ヤフー」「au Pay Market」「Omni7」のEC利用者、利用回数はどのECサイトが多い?【ニールセン調査】
PCとモバイルの重複を除いたトータルデジタルで最も視聴者数が多かったのは「楽天市場」で5104万人が利用、「Amazon」が4729万人、「Yahoo!ショッピング」が2288万人だったそうです。
【JTB×ジェイグラブ】オムニチャネル越境EC代行サービスを開始
中小事業者が手軽に海外向け販売を始められるように、越境ECモール出店とJTB海外店舗内のショールームストアを活用したオムニチャネルによる日本製品の越境EC販売代行サービス「j-Grab Mall」を開始したそうです。
海外で進むサステナブル消費、東京は海外7都市比で認知も実践も大きく遅れ【世界8都市のEC利用動向調査】
トランスコスモスが2018年から実施をしている「世界8都市オンラインショッピング利用調査2022」。日本のECサイト利用率は上海(33%)が最も多く、バンコク(27%)、ジャカルタ(20%)が続いているが、ニューヨークとロンドンは10%未満だそうです。
Instagram、動画で字幕の自動生成を可能に–日本語にも対応
米国時間3月1日、フィードの動画に自動生成字幕を表示する機能を追加したと発表。今回の変更によって耳の不自由な人が使いやすくなるほか、音なしで動画を見ることを好む人々にもメリットがあるそうです。