EC関連ニュース
2023年4月10日週のEC関連ニュース
EC事業者による顧客とのコミュニケーションを重視した企画がニュースになった。ひと口に「顧客」と言っても、その中身は定義によってさまざま。年に一度毎年購入する顧客もいれば、毎月購入する顧客、さらにはたまにしか購入しないけど購入額が毎月購入する顧客以上などなど。濃淡ある「顧客」に対し、どういった企画で飽きさせないかも重要なマーケティング施策と言えそうです。
アシックスが自社ECサイトでUGCコンテンツ掲載を開始。新規顧客の獲得、ファン作りなどを狙う
UGCは、ユーザーの手によって制作・生成されたコンテンツのこと。ブランドカテゴリー「ASICS SportStyle」に、「ASICS SportStyle」のアイテムを着用したユーザーのInstagram投稿を掲載。投稿をタップすると、モーダル画面が立ち上がり、ハッシュタグや拡大画像、着用している商品画像を確認でき、さらに商品画像をクリックするとECサイトの商品詳細ページにジャンプするそうです。
BASE、「ChatGPT」を活用した新機能の提供開始 商品説明文の作成をサポートし業務効率化を実現
2019年から越境販売を開始したメルカリ。2023年2月には、新たに越境EC事業者を拡大し、利用者数は約2.8倍、取引数は2023年2月の前年同月対比にて3.2倍に。海外からの「推し活」需要を受け、エンタメ・ホビー関連商品の取引が活発となっているそうです。
パル、人気コンテンツ「低身長女子」「骨格診断」を刷新 悩みに寄り添う企画に注力
刷新したコンテンツにより、人気ブランドの低身長スタッフが、「アイテム選びのコツ」「着こなし術のレクチャー」など、ファッションテクニックを発信。同コンテンツと連動した、低身長スタッフによるライブコマースも実施していくそうです。
「ソーシャルギフトを今後利用してみたい」47.2%[母の日.meとAnyGift共同調べ]
ソーシャルギフト(eギフト)でプレゼントを贈った事がある人は16%で、ソーシャルギフト(eギフト)もらった事がある人は26.1%だった。また、今後利用してみたい人は47.2%の結果に。また、よりカジュアルかつ、身近な人に贈る傾向が強まっており、これはECを通したプレゼントとも親和性が高いと推されているようです。
「試してから買う」でEC購入に安心感を。サマンサタバサが通販サイトで始めた新たな買い物体験とは?
この仕組みは、自社ECサイト上に「お試し」「リユース」の機能を実装できる「Retailor」(Free Standardが提供)を導入して実現。メーカー・ブランドのECサイトで商品を試用できるサービスはめずらしい。“お試ししてから購入する”という機会の提供で、消費者が安心して購入できる買い物体験を提供していくそうです。
「ジーユー」ブランドを愛する“ジーユーマニア”が集まるコミュニティ「GU MANIA」の募集をスタート
「GU MANIA」は、SNSアカウントとジーユー公式アプリIDがあれば登録できる公式ファンコミュニティ。新商品を試せる試着会、未来の商品開発に向けた座談会などを企画。そのほか「モデルとしてジーユーのメディアに登場」「展示会や各種イベントへの招待」などの「GU MANIA」特典を用意しているそうです。
Yahoo!ショッピングが【おトク指定便】を開始、先の配送日でポイント付与可能
「Yahoo!ショッピング」全体の注文のうち約8割が「お届け日指定」のない注文。「おトク指定便」は、すぐ受け取る必要がない商品の注文時にユーザーが「おトク指定便」を選択することで後日「PayPayポイント」を受け取れる仕組みで、出荷・配送業務の分散を図るものだそうです。
シニア世代のネットショッピング利用率は91%、 ECで“つまずく”ポイントは「会員登録」「決済」
シニアが“つまずく”ポイントは、「会員登録」が48.9%で最多。次いで「決済方法の登録」が47.9%。登録については、「エラー表示が出るが、何がエラーなのかわからない」が50.7%で最も高かったそうです。