EC関連ニュース
2023年6月12日週のEC関連ニュース
「シニアのEC利用率」が増加している調査結果が発表になり、65~74歳は約4割、75歳以上は25%都の報告があった。若者に比べて人口の多いシニア層は、割合以上に利用者数は多く、リテラシーも年々上がっています。今後もますます主要なEC利用者となるであろうシニア層を特別視することなく、一般利用者としてターゲティングする日も近そうです。
グーグル、オンラインショッピングに生成AIを活用–実際のモデルの着画を表示
Googleは米国時間6月14日、オンラインショッピングツールに人工知能(AI)を活用して、オンライン小売業者の販売する衣料品を着たときに体型によってどのように見えるかを表示すると発表。一連の製品やオンラインサービスへの生成AIの組み込みを推し進める同社の新たな動きだそうです。
【シニアのEC利用率】高齢世帯は2割超。65~74歳は約4割、75歳以上は25%
総務省「家計消費状況調査」から算出したネットショッピング利用世帯の割合を見ると、2018~2022年までの5年間で65歳から74歳の世帯は25.8%から39.9%に、75歳以上は14.9%から25.6%にそれぞれ増加。全体は39.2%から52.7%に増加したそうです。
【ECモール利用実態】1位はAmazon、2位は楽天、3位はヤフー。利用するモール、頻度や金額、年代・性別など調査まとめ
調査の結果、①最も頻繁に利用するECモール、回答者の約半数が「Amazon」。②ユーザーの男女比率は「Amazon」「楽天」「Yahoo!ショッピング」ではほぼ半々。③若い世代ほど「楽天」より「Amazon」を利用する傾向。④「ZOZOTOWN」「Qoo10」は女性比率が高い。⑤ECモールの利用頻度は「月に数回」、1か月の利用金額は「1万円未満」が最多、などが分かったそうです。
電通デジタルら、国内電通グループ横断のEC専門チーム「dentsu EC growth」発足
EC専門チーム「dentsu EC growth」は、EC事業のステージ(段階)に合わせた効果的な購買体験(CXコマース)の設計と、その実行・実施を一気通貫で推進し、EC事業を次のステージに押し上げていくことを支援するそうです。
JAL、産直品のECサイト開設 JAL便で朝どれ食材を用意
5月30日、産地直送品を専門に取り扱うECサイト「SORAKARA OTODOKE」を開設。JALの空輸便を活用することで、配送指定日の朝に採れた食材を用意し、その日のうちに届けるそうです。
産直品市場、2027年までに3兆6900億円を予想。コロナ禍で産直EC活況、アフターコロナでも継続なるか
コロナ禍の収束とともに、こうした販路開拓支援が終了するなか、今後、産直宅配に取り組む事業者が、商品力や利便性の高さなど、配送料をかけたとしてもあまりあるメリットをいかに消費者に訴求していけるかが重要と考えられているそうです。