EC関連ニュース
2023年10月2日週のEC関連ニュース
インフルエンサーや口コミによる調査結果にあるように、“購入したがっているユーザー”の背中を後押しする「きっかけ」「根拠」が重要。そして、そのツールにはやはりSNSなどで活用が必須であり、そのプロモーションの質が影響することが改めて証明されています。飽和するSNSプロモーションにおいて、どのように訴求し、そのような戦略を取るか、改めて検討していく必要がありそうです。
GMOメイクショップが国内初となる「生成AIによる対話型コマース」を利用した高齢者の買い物支援の実証実験を開始
実験の対象となる王越町が地元でもあるGMOメイクショップ代表取締役社長CEOである向畑憲良氏によると、「過疎化、高齢化による買い物弱者の問題は王越町に限ったことではなく、全国的に深刻化していますが、まずは王越町での実験をもとに、他の地域の方々にもご利用いただけるサービスとしての提供を目指し、検証を進めてまいります」と語っているそうです。
口コミ投稿が商品購入へに与える影響 6割以上のユーザーが商品購入時に口コミを参考にしていることが判明
ネット上の口コミ(43.0%)と友人・知人の口コミ(14.2%)を合わせると約6割(57.2%)のユーザーが、商品購入時に口コミを購入の決め手としていることが判明。今後はステルスマーケティングの法規制を遵守しながら、SNS上での健全な口コミを広げより活用を強化すべきと結論付けているそうです。
電通デジタルが「EC・店頭をまたぐ購買行動実態調査2023」を実施 キャッシュレス決済の活用が全体で60%を超える
認知・比較検討フェーズで「企業の公式サイト」は全商品カテゴリーで選ばれ、SNSも上位にランクインするなど、デジタルメディアの重要性が高まっており、購買行動の多様化が進んでいることが伺えるそうです。
インフルエンサーのPR投稿、10~30代の半数が見て商品購入の経験あり。見た後は「リンクから詳細を確認」「検索で探す」
調査の結果、①65%がSNSのPR投稿を「週に1回以上」見る。②5%がPR投稿をみて購入した経験あり。10代、30代は50%以上。③PR投稿を見たことがあるSNSは「YouTube」「Instagram」「Twitter」「TikTok」。④64%が「PR投稿は通常投稿と比べて信頼性変わらない」、87%が「不信感を感じたことがある」、ことが判ったそうです。
EC売上300億円をめざすヒマラヤのEC戦略とユニファイドコマースとは
2023年8月期のEC売上高は前期比10.9%増の160億円、EC化率は26.6%。EC事業の拡大に向けた施策として、「EC専用商品の拡充と新規カテゴリーを開拓」「新たなEC専用物流センターによる運用構築」「店舗ECのシームレス化促進」「自社アプリと連動した購入体験の向上」に着手するそうです。
配送プラットフォーム「PickGo」のCBcloud、EC事業者向けに「ピックゴー宅配」の提供開始
CBcloudは、荷主と配送パートナーを直接つなげる国内最大級の配送プラットフォーム「PickGo」。軽貨物5万人、二輪2万人、一般貨物2000社の配送パートナーが登録しており、24時間365日・全国どこでもWebで簡単に車両を手配できる。配車時間は最短56秒、配車率は99.2%を実現しているそうです。
ダスキンが越境ECビジネスに参入、海外向け公式ECサイトを開設
ダスキンは10月2日、「台所用スポンジ」などダスキンの家庭向け清掃・衛生商品28品目を販売する海外向け公式ECサイトを開設。オーストラリア、韓国、シンガポール、タイ、香港の5地域を対象に運営するそうです。