EC関連ニュース
2022年4月18日週のEC関連ニュース
今週はサブスクリプションサービスに関するニュースが数多く話題に。市場規模は2019年で1.1兆円、2023年には1.4兆円になると見込まれていると言います。また、その対象はモノのサブスクはもちろん、サービスのサブスクも市場拡大の一役を担っています。サブスク型ECにおける各企業の施策動向にも注目です。
サブスク市場、2023年には1.4兆円まで成長【KiZUKAI調査】
サブスクリプション業界における国内の市場動向や、日米の相違点をまとめているほか、更に深堀りし、サービス・健康・教育サービス、デジタルコンテンツ、物品購入・レンタルのそれぞれにおける収益ポイントについてもレポートしているそうです。
8周年のnote、月額制サブスクを展開できる「メンバーシップ」発表–夏めどに開始
メンバーシップは、「note」上で記事やマガジン、掲示板などを構築し、会員向けコンテンツとして運用が可能。目的にあわせた方法でコンテンツを発信・運用しながら継続的な収入を得ることができ、制作などの本来の活動に集中できるものだそうです。
企業が最も注目するのは「Z世代」。ビジネス上の悩み「好みがわからない」「流行の変化が速い」
「ビジネスのターゲットとして注目している世代」を複数回答で聞いたところ、最多は「ミレニアル世代(1980年~1994年生まれ)」(49.3%)で、次いで「Z世代」(46.7%)「ジェネレーションX世代(1965年~1979年生まれ)」(45.7%)だったそうです。
25%が動画を視聴、KADOKAWAがシニアの動画サービス利用状況について調査
ネット動画サービスを利用している人は全体の3割弱で、そのうち大半は「YouTube」を利用しており、ネット動画サービスを利用している人の目的は「ドラマ」「音楽」「旅」「映画」だったそうです。
Instagram、独自コンテンツを上位に表示へ–創作者を尊重
Instagramの責任者であるAdam Mosseri氏によると、「一から何かを作り出した場合、誰かのものを見つけて再共有した場合よりも報われるべきだ」と発言しているそうです。
「ブランドの世界観を一貫して伝える」施策ができているD2Cブランドは約3割、認識と実行のギャップに課題
調査結果で特に目立っているのは「ブランドの世界観を一貫して伝える」ことの重要性に対する認識と実行度のギャップ。9割近くのD2Cマーケティング担当者がその重要性を認識しているものの、具体的に実行に移せているのは約3割に止まっている点だそうです。
専門店での家具・インテリア購入率はコロナ前から減少 ECは好調、購買チャネルのトップに/スパコロ調査
実店舗での購入は軒並み減少傾向にあるのに対し、実店舗に来店しない「ECサイト(家具店など専門店のECを除く)」は4.0ポイント、「家具・インテリアブランドのECサイト」は7.3ポイント上昇したそうです。
【通販・EC各社原価高騰の意識調査】 商品やサービスの値上げ目立つ/配布物削減などコストカットも
原油価格の高騰やコロナによるロックアウト、ロシアのウクライナ侵攻などで、通販・EC事業者にも影響が如実に。事業者への意識調査によると、回答の7割弱が原価高騰の影響が出ていると答えたそうです。
新日本製薬、自社ECサイトをリニューアル レビュー機能や肌悩み検索機能などを追加
新たに商品レビューの投稿機能を追加し、利用者によるおすすめ商品や使用した感想などの投稿を可能に。また、肌悩みごとに商品を検索できる機能も追加し、シワ・シミなどの気になる悩みや、ケアしたいポイントから商品の検索もできるようになったそうです。
EC売上約100億円、ブランドサイトとECサイトの統合化などめざす三陽商会の中期経営計画まとめ
ECは、コンテンツ強化・商品画像改善・スタッフ着用画像活用などによるリアルなコーディネートを提案し、ブランディングの強化と実店舗との相互補完体制を確立。さらに、EC専用商材の拡充によるプロパー売上のさらなる拡大を図っていくそうです。