EC関連ニュース
2021年5月25日週のEC関連ニュース
老舗デパートの話題が活発だ。三越伊勢丹は公式オンラインストアにスナップ機能を導入し、フロアやブランドに制限されない商品PRをオンライン接客と併せて実現。髙島屋は中計最終年度のEC売上高500億円達成に向けて今夏にECサイトを改修。スマホファースト視点で利便性向上を図り、パーソナライズによる商品提案を積極的に行ってそうだ。
EC利用時の重視点は「価格」「送料」「品ぞろえ」が6割。店舗ではなく通販利用の理由は「価格が安い」がトップ
調査の結果、店頭ではなく、オンラインショッピングで購入する場面は、「価格が安い」が直近1年間利用者の6割強、「ポイントで商品が買える」が約45%、「クーポンやキャンペーン」が3割強だったそうです。
ヘビーユーザーはPC派?年間EC購入10回以上はPCが5割、スマホ4割
パソコンで利用した人のうち10回以上は50%で、40~50代が他の層より頻度が高い傾向。携帯電話・スマホ利用で10回以上は37.7%で、増加傾向が続いている。また購入商品1位は食品・2位は衣料品・3位は書籍だったそうです。
【コロナ禍の通販・EC市場】2020年は17%増の13.7兆円、2021年は10%増の15兆円超と予測
富士経済の「通販・e-コマースビジネスの実態と今後 2021」によると、外出自粛などから巣ごもり消費が常態化した2020年の通販・EC市場規模は前年比17.7%増の13兆7243億円。また商品カテゴリー別では、食品・産直品が注目で、2020年の市場規模は前年比19.4%増の2兆363億円に拡大し、2021年も大きく市場が拡大すると見込まれているそうです。
1~3月国内EC売上、61%がスマホ経由…米・英などより高い数値に
調査の結果、日本のオンライン消費、1~3月は15%増の5400億円。若い世代がスマホ経由で購入、世界に比べ日本は店舗購入を回避する傾向にあるそうです。また、日本では家電製品の価格が上昇しているそうです。
コロナ禍1年、通販で売れたもの・売れなくなったものランキング「BUYMA」での消費者動向を発表
ファッション・ビューティーの分野では、1位から順にマスク・ファッションマスク、PCケース・バッグ、エコバッグ、フリースジャケット・スウェット、キャップ・帽子。コロナ禍1年で売れなくなったモノランキングTOP5は、スーツケース・トラベル小物、制汗剤、パーティー・ウェディング関連、水着・ビーチグッズ、ファンデーション・リップだったそうです。
高島屋の2023年度にEC売上500億円をめざすデジタル化&中期経営計画
高島屋は今期(2022年2月期)から、3か年の中期経営計画(中計)をスタートさせた。2020年度(2021年2月期)に前期比60.0%増の297億円だったEC売上高は、最終年度となる2023年度(2024年2月期)には500億円まで引き上げる計画だそうです。
三越伊勢丹/ECでスタッフのファッションスナップ通じた販売開始
バニッシュ・スタンダードが運用するスタッフのDXアプリケーションサービス「STAFF START」を採用。顧客と店舗スタッフのオンライン上での接点を強化し、EC・店舗の隔てなく接客・販売できる機能となっているそうです。
ライブコマースでも「他サイトと比較して購入」は47.6%、最も利用されているのはYouTube
ライブコマースを視聴し、商品を購入したことがある人を対象に、ライブコマースで視聴した商品をどのように購入したか複数回答で聞いたところ、「配信画面からすぐにアクセスできるECサイトで購入」が48.6%が一番多く、次に「他サイトとも比較し、価格が安いECサイトで購入」が47.6%、「実店舗で購入」が41.0%との結果だったそうです。
ネット通販のスマホ活用&Webサイトの訪問回数は増加、一方で滞在時間は減少傾向【アドビ調査】
アドビが初となる日本市場のデジタル経済動向分析結果を発表。2021年1~3月における日本の消費動向などを分析、調査。日本の2021年1-3月期におけるオンライン消費額は前年同期比15%増で、50億ドル超(約5400億円)の消費額の増加。同期間に記録された米国の39%増、イギリスの66%増と比較すると、緩やかな増加だったそうです。
産直ECサイト内で「父の日」ギフトの検索数が33.9倍増
ポケットマルシェ内の「父の日」のキーワード検索回数は、2020年が過去最高で、前年比33.9倍。「母の日」のキーワード検索数は21年が過去最高を記録し、前年比1.4倍。コロナ禍前の19年と、20年のキーワード検索数を比べると82.4倍に増加したそうです。
【Instagram公式】リールとライブ配信のインサイトを追加 より効果的なビジネス&クリエイターアカウント運用が可能に
インサイトは、Instagramのアカウントをビジネスアカウントもしくはクリエイターアカウントに切り替えると利用できるようになる無料の機能。自身のフォロワーの年齢層や性別、投稿したコンテンツへの「いいね!」やコメントなどのインタラクションに関するデータなどの情報を確認できるそうです。