EC関連ニュース
2023年1月9日週のEC関連ニュース
原料コストや配送コストの高騰に伴う価格変更や配送料金見直しのニュースを頻繁に目にするようになった。こんな時世だから、価格を見直すべきなのか、あえて変更しないのか。EC事業において事業判断が肝となる局面がこれからもしばらく続きそうです。
良品計画 一部商品平均25%値上げ、通販の中型・大型配送料も改定
1月13日より、大型家具、プラスチック収納、布団カバーといった布製品、食品など、2月3日からは生活・雑貨の小物商品などをそれぞれ改定。また商品価格と並行して、自社通販サイトの「ネットストア」と店頭購入時の配送料も改定するそうです。
「拡大する」が半数超<今年の通販市場予想 本紙調査・通販各社に聞く> 足下の消費は「下降」6割
今年の通販市場の予想および景況感についてアンケート調査を実施。市場予測について「拡大する」と回答した企業の割合は53%で昨年7月に実施した前回調査より13ポイント上昇だった一方で、足元の消費動向は「下がっている」が約6割を占めたそうです。
買い物の参考にする人のトップは「家族・友人」。約7割がインフルエンサーより身近な人を参考にしている
調査の結果、商品の購入を迷っている際に参考にする人を聞いたところ、「家族や友人」が41.0%で最多、次いで「お店の販売員」が28.5%、「専門テーマを持つマイクロインフルエンサー」が13.0%。「家族・友人」へのイメージは「信頼感」、「販売員」へは「自分に合った提案をしてくれる」だったそうです。
MMD研究所、スマートフォン利用者実態調査 第2弾の結果を発表 18.4%がキャッシュレスでトラブル
調査の結果、インストールしているアプリの平均は19.3個であり、昨年比で「動画配信サービス」「ネットショッピング」「ゲーム」の利用は増加。キャッシュレス決済でのトラブル経験は18.4%、うち「クレカ不正利用」が最多で26.0%
だったそうです。
ブックオフが食品のネット通販に参入、賞味期限間近の加工食品を売る「FOOD ReCO(フードレコ)」を楽天市場内に開設
賞味期限が迫った加工食品を販売するECサイト「FOOD ReCO」を「楽天市場」に出店。取り扱うのは、菓子、飲料(酒類は除く)、カップ麺、調味料、缶詰、未開封の食玩などで、箱買いでまとめて購入できるため、食品値上げに対する生活防衛や家計の節約対策としても利用できるそうです。
【Yahoo!広告・動的ディスプレイ広告自動連携機能】がリリース
100社以上の広告主による効果検証を実施。その結果、通常のディスプレイ広告のリターゲティング広告と比較して、クリック率はPCで約5倍、コンバージョン率はPCで約4倍となり、高い効果が実証されたそうです。
荷物の36%が運べなくなる!? 経産省が警鐘を鳴らす物流業界の「2024年問題」とは
働き方改革関連法の施行に伴う「時間外労働時間の上限規制」などが、2024年4月から「自動車運転の業務」にも適用され、ドライバーの離職や売上減、荷主企業は運賃値上げの可能性などが懸念。運送会社はドライバー不足、賃金減少によるドライバーの離職といった問題に直面することになるそうです。
「ほとんどが口コミを参考」でも84%が「口コミが怪しい」【「ネット通販のクチコミ」に関するアンケート】
口コミや評価が怪しいと感じたときには、「Twitterで検索して商品やサービスを調べる」「良い評価だけでなく、悪い評価についても参考にする」「複数サイトでクチコミ・評価を参考にする」「実際に使ったことがある人のSNSや動画サイトのレビューを探してみる」などの声があったそうです。