EC関連ニュース
2023年10月23日週のEC関連ニュース
昨今、話題の物流・運送業界の「2024年問題」や燃料費高騰における配送料の問題。今回はECサイトの配送に関する調査結果がレポートされていました。「無料配送」に慣れてしまったユーザーにどう買い控えをさせずに、送料負担もしくは送料代替サービスを提供するべきか、ECサイトの工夫とアイデアがますます試されそうです。
2023年カスタマーセンターサポート満足度調査℠＜EC・通販業界編＞が発表 多くの企業が「よくある質問ページ」の整備に注力する
総合ECサイト部門の調査対象となった全8社中7社、カタログ通販部門の全7社中5社で「FAQ（よくある質問）ページ」の満足度が20ポイント以上改善していることからも、多くの企業がFAQの改善に注力している様子が伺えたそうです。
「配送を急がないオプション」の利用意向は87%。約7割が「送料がネックで購入を諦めた経験あり」
ECサイトで商品を購入しようとした際、送料がかかることが原因で購入を諦めた経験の有無を聞いたところ、66.9%が「ある」と回答。性別・年代別でみると、女性60代（79.1％）が最も多く、次いで女性50代（74.8％）、女性40代（72.9％）だったそうです。
男性の4割超がスキンケアに関心も、ECの利用率は女性の4分の１【男性の美容への関心＋購買行動調査】
30代以下の世代を中心にスキンケアやメイクへの関心が高い調査結果に。購入場所を聞いた質問では、男女ともに「ドラッグストア・薬局」（男性65.7％、女性80.4％）が最多。女性は2位に「EC・インターネット通販」（38.0％）が入っているのに対して、男性は9.0％と女性の4分の1程度だったそうです。
地域の“めいぶつ”を販売する新ECサービス「めいぶつチョイス」オープン 「ふるさとチョイス」のトラストバンク
「めいぶつチョイス」のオープンに先駆けて7つの自治体と「商品開発支援等の連携に関する協定」を締結。これまで連携協定を結んだ自治体や今後結んでいく自治体と協働し、既存商品の販売に加えて、他では購入できない商品を“めいぶつプロデュース品”として販売していくそうです。
「ウェブサイト価値ランキング2023」1位はANA、ECなど航空利用に限らない顧客とのタッチポイント強化を評価
2022年10月に公式アプリ「ANAマイレージクラブ」を刷新し、顧客体験の統合プラットフォームへと進化。買い物、決済などのシーンでアプリ利用を促し、オールインワンの「スーパーアプリ構想」を軸とした航空利用に限らない顧客とのタッチポイントを強化していることが評価されたそうです。
Amazonプライム感謝祭、1番購入されたものは？ 次の年末商戦に向けて振り返り
プライム感謝祭で購入したもので人気だったのは、日用品や食料品など日常で消費するもの。他にも「Fire TV」「Kindle端末」などAmazonが提供しているデバイスも上位にランクイン。またブラックフライデーなどの年末商戦に備えて購入金額を抑えたかについては、抑えた割合が47.2％、特に意識していない割合が52％と気にしていない人の方が多い結果だったそうです。
ZOZOが購入完了画面で広告を配信。購入客に関連性の高い広告を配信するリテールメディア施策とは？
Rokt独自のAI・機械学習技術が、ECサイトが所有するファーストパーティデータを分析。購入直後に関連性の高いオファーをリアルタイムで表示。EC事業者は、顧客体験をパーソナライズしながら自社サイトの購入完了ページを収益化することが可能になるそうです。
「オンワード・クローゼット」が回遊率3.4倍、CVR3.1倍を実現。カギとなった「AIによるハッシュタグ自動生成」とは？
トレンドやユーザー行動を加味したハッシュタグが自動で付与されるようになったため、ハッシュタグ付与の属人化が解消。商品ごとのハッシュタグ付与数が平準化されたという。その結果、顧客に商品回遊の機会を安定的に提供できるようになったそうです。