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サイト内検索のサジェスト機能とは? ECでの役割や導入メリット、UX向上に役立つ機能を解説

2022年4月15日

サイト内検索エンジンの「サジェスト」は、ネットショップやWebサービスなどのユーザビリティを高める重要な機能です。今回のコラムでは、サイト内検索におけるサジェストの役割や効果、ECサイトの売上アップにつながる機能などを解説します。

goo Search Solutionのサジェスト機能も紹介していますので、サイト内検索のサジェスト改善を通じてECサイトのUXを高め、売上拡大を目指したい方はぜひ参考にしてください。

目次

サイト内検索のサジェストとは?

サジェストとは、Google検索や、ECサイトなどのサイト内検索において、検索クエリ(キーワード)を予測して表示する機能です。検索窓に文字を入力したとき、続けて入力する可能性が高いキーワードを先読みして表示します。例えば、アパレルECサイトの検索窓に「わん」と入力すると、「ワンピース」というキーワードを表示し、さらにワンピースと一緒に検索されることが多い単語の組み合わせとして「ワンピース 春」「ワンピース ロング丈」「ワンピース レディース」「ワンピース 赤」といったキーワードを一覧で表示します。

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Google検索やECサイトなどに広く実装

サジェスト機能はGoogle検索やYahoo!検索といった、インターネットで情報を検索する際に使われる検索エンジンのほか、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECモール、さらには自社ECサイトでも広く実装されています。特にECサイトにおいては、UX改善につながるのはもちろんのこと、売上拡大にも貢献するユーザーをサポートする機能です。

サジェストの語源やオートコンプリートとの違い

サジェストという用語は、英語で「提案する」という意味を持つ「suggest(サジェスト)」が語源とされています。また、サジェストされるキーワードは「サジェストワード(または、サジェストキーワード)」と呼ばれます。2つ以上のキーワードを組み合わせたサジェストワードは「複合ワード」と呼ばれることもあります。

サジェストと混同しやすい用語に「オートコンプリート」という言葉があります。オートコンプリートは文字入力の補助機能で、ユーザーが文字を入力した際に、入力履歴などを参照して予測変換します。Microsoft Wordのようなテキスト入力ソフトを始め、クラウドメールやチャットアプリなど、文字入力を必要とするさまざまなサービスで使われています。

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サイト内検索におけるサジェストの役割と効果

サイト内検索におけるサジェストの役割は、ユーザーの検索行動をサポートし、サイト内の情報や商品を探しやすくすることです。キーワードの予測変換によって文字入力の手間が省けますし、複合ワードが先読みで表示されれば、ユーザーは自分では思いつかなかったキーワードの組み合わせで検索することも可能になります。

ECサイトにおける効果

ECサイトのサイト内検索にサジェスト機能を実装すると、ユーザーエクスペリエンス(UX)の向上や売上拡大などさまざまなメリットがあります。特に大きな効果は次の3つです。

①ユーザビリティ向上

検索において文字入力の手間が減り、より簡単な操作で商品を探すことができます。特に、画面が小さいスマホECサイトでは操作ミスも起きやすく、検索窓の文字入力をわずらわしく感じるユーザーもいるでしょう。サジェスト機能を実装することで検索のUXが改善し、ユーザーのサイト離脱を防ぐことにつながります。

②表記ゆれ防止

キーワード検索におけるスペルミスや変換ミスによる表記ゆれ(同じ商品を探しているのに検索で使う単語が異なること)を防ぐ効果もあります。例えば、アパレルECサイトでスポーツブランドの「adidas」を検索する際に、サジェストがなければ「adhidas」や「adidus」といったスペルミスが発生する可能性があります。サイト内検索エンジンが表記ゆれに対応できていなければ、本来表示されるべき「adidas」の商品が検索結果に表示されず、ユーザーは目当ての商品ページに辿り着けません。機会損失が発生しますし、ユーザビリティ低下による顧客離れのリスクもあります。

逆に、検索窓に「ad」と入力した際にサジェストで「adidas」、若しくは「アディダス」と表示されれば、スペルミスは発生しません。検索結果に「adidas」の商品がすべて表示され、機会損失を防ぐことができます。

表記ゆれが発生する原因や対策については、過去記事でも詳しく解説していますのでそちらもご覧ください。

◆関連記事
EC拡大で検索の「表記ゆれ対策」はますます重要に。原因と解決策をわかりやすく解説

③販売促進

サジェストはECサイトの販売促進にも貢献します。EC事業者が売りたい商品に関連する任意のサジェストワードを設定し、特定の商品ページや特集ページへの流入導線を太くするといった方法です。

例えば、検索窓に「クリスマスプレゼント」と入力された際に、「おすすめ」「人気」「彼氏」「20代」といった、購買につながりやすいキーワードがサジェストされるように設定します。その上で、サジェストワードの検索結果にギフトに合った商品や、ギフト特集ページが表示されるように設定すれば、買い物の意欲が高まっているユーザーと商品のマッチングが実現します。

またサイト内検索のサジェストとは異なりますが、短期間で検索ボリュームが急増しているキーワードを、検索窓の下などにあらかじめ表示しておくことも効果的です。例えば、花粉症シーズンにドラッグストアのECサイトで「マスク」「花粉症対策」「目薬」といったキーワードの検索ボリュームが急増している場合、それらのキーワードを「注目ワード」として検索窓の下などにあらかじめ設置します。すると、花粉症の人がそれらのキーワードを目にしたとき、花粉症対策グッズの必要性に気づき、ついで買いするかもしれません。goo Search Solutionでは「トレンドワード」という機能で提供しています。
こうした機能を活用すると、ユーザーの潜在ニーズを掘り起こすことができるのです。

サイト内検索におけるサジェストワードの決定ロジック

サジェストワードを表示する手法(ロジック)は、検索ボリュームの多いキーワードや、一定期間で急増したキーワードなど、さまざまな要素があります。

1.サイト全体の検索ボリュームから自動生成する
サイト内検索における検索ボリュームを基準に、サジェストワードを表示します。サイト全体としてよく検索されているワードが、サジェスト候補にあがるという仕組みです。
これは検索ログから自動生成する手法ですが、更に細かな手法があります。

①一緒に検索されているカテゴリ情報を出す
キーワードに関連するカテゴリをサジェストワードとして表示します。例えばアパレルECサイトの検索窓に「ナイキ」と入力すると、「バッグ」「トップス」などのカテゴリ情報を表示する手法です。「ナイキ」の商品は多岐に渡っていますから、サジェストの段階でカテゴリを絞込みさせることで、ユーザーは目的の商品により辿り着きやすくなります。
そのほか、メーカー名やブランド名などの情報をサジェストする手法や、カテゴリそのものをサジェストする手法もあります。

②トレンド・季節性の情報を反映する
1時間、24時間、1週間といった、一定期間に検索ボリュームが急増したキーワードをトレンドとして判定します。季節性のある情報や、テレビで話題になったワードの反映ができます。

③よく検索されていても商品がないサジェストワードは除外する
たくさん検索されていても、実際に商品やコンテンツが存在しないケースも多々あります。テレビやネットで話題になった際によく発生する現象です。サジェストに表示された限りには、ユーザーは「このサイトにある」と思ってしまうもの。そういった期待を裏切らないためにも、「そのサイト内に結果がない場合は表示しない」というのも一つの手段です。

2.手動でサジェストするワードを設定する
例えば、毎年6月下旬から7月中旬にかけて「お中元 おすすめ」という複合ワードの検索ボリュームが増えることがサイトの運営経験から予め分かっている場合、その時期にキーワード検索で「お」と入力したら「お中元 おすすめ」が表示されるよう、ニーズに先立って設定する手法です。
ただしすべて手動で対応するのはあまり現実的ではありませんし、1でご紹介した自動生成でも十分カバーできることが多いため、手動対応する範囲は限定すべきでしょう。

3.個人や属性に合わせたサジェストを自動生成する
こちらは1でご紹介した自動生成に近いものですが、更に踏み込んで「その人に合ったもの」を表示するものです。こちらも更に細かく手法が分けられます。


① 性別など属性に合わせて出し分ける
例えばアパレルサイトでは、「ス」と入力した際に男性が「スカート」を検索するケースはあまり多くありません。同様に女性が「ネ」と入力した際に「ネクタイ」を検索する数は多くないでしょう。こうした男女、年代、法人業種によって異なるニーズに応える手法です。

②検索履歴を表示する
個人のユーザーの検索履歴を表示する手法です。過去に検索をした内容をいくつか表示することで、ユーザーは再検索しやすくなります。

サイト内検索に優れたサジェスト機能の見分け方

ここまで解説してきたように、サジェストとは、単に文字入力の手間を減らす機能ではありません。表記ゆれの削減や、買い物におけるUX向上など、さまざまなメリットがあります。

優れたサジェストを実現するには、検索窓に1~2文字を入力した時点で、検索ユーザーのニーズに合致したキーワードを予測変換する仕組みが必要です。

サイト内検索エンジンの多くはサジェスト機能を備えています。しかし、サジェストの精度や機能の豊富さは製品ごとに差があります。サイト内検索エンジンを導入する際は、サジェスト機能が実際にどのように稼働するのかを目視し、ユーザー目線で使いやすいシステムであるかを確認しましょう。

売上拡大に役立つgoo Search Solutionのサジェスト機能

サイト内検索で使われるサジェストは進化を続けており、近年はECサイトの売上拡大につながる機能や、スマホに最適化した機能などが注目を集めています。goo Search Solutionでは「サジェストワードの決定ロジック」でご紹介した機能はすべてご提供していますが、ここからはgoo Search Solution で人気の、ECサイトの売上拡大につながる「一歩踏み込んだサジェスト機能」を解説します。

タッチサジェスト

「タッチサジェスト」は、スマートフォンに特化した機能で、検索窓の下などに表示したキーワードをタッチするだけで商品を検索することができます。小さな画面でも直感的に、簡単に商品を探すことが可能です。

具体的な実装方法としては、サイト内検索のログから「ユーザーによく利用されている絞り込み条件(ファセット)」を解析し、検索クエリごとに表示します。例えばアパレルECサイトの検索窓に「シャツ」と入力(またはカテゴリから選択)すると、検索窓の下に「ホワイト」「リネン」「ボタンダウン」といったキーワードが表示され、それらのキーワードをタッチすると絞り込み検索の条件として追加されます。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション

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スマホでECサイトを利用する際は、カバンを持っていたり、電車のつり革につかまっていたりするなど、片手がふさがった状態で操作することも少なくありません。オンラインショッピングの利用デバイスがスマホへとシフトしていることを受け※1、タッチサジェストのニーズは年々高まっています。タッチサジェストの詳細や効果に興味がある方は、過去記事もご覧ください。

◆関連記事
スマホ時代は「買い物の導線もデザイン」する、ECにおける「タッチで検索」の重要性とは?
goo Search Solution「タッチサジェスト」

※1 2021年の日本国内BtoC-EC市場(物販)におけるスマートフォン経由の比率は50.9%(経済産業省商務情報政策局 情報経済課「令和2年度 電子商取引に関する市場調査」P.62 より)

アイテムサジェスト

「アイテムサジェスト」は、検索クエリに応じて、関連する商品そのものを表示する機能です。「り」と入力して表示されたサジェストすると、「りんご」というキーワードとともに実際のりんごの検索結果「林檎ジュース」や「アップルパイ」を表示します。

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トレンドワード

「トレンドワード」は、短期間で検索ボリュームが急増したキーワードや、季節によって検索回数が増えるキーワードなどを検索窓の下などに表示する機能です。例えば「急上昇ワード」は検索回数の増加率や増加数などについて閾値を定め、その閾値を超えたキーワードを表示します。検索ボリュームが急増しているキーワードは、特定の商品やギフトなどへの需要の高まりを反映しています。トレンドワードを実装することで、ユーザー自身も気づいていなかった潜在ニーズを掘り起こすことが可能です。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション

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検索ボックスの下に置き、何も入力しなくてもワードが見えるように設置するのがポピュラーな利用方法です。

未来のサジェストは「パーソナライズ」

ECサイトにおけるサジェストは、今後はパーソナライズの方向へと進化していくと考えられます。すべてのユーザーに対してサジェストワードを画一的に表示するのではなく、ユーザーひとりひとりの行動履歴や属性などに合わせて、ユーザーごとにサジェストワードを最適化するということです。

例えば、書籍から衣類まで扱う総合ECサイトにおいて、サイト内検索に「わん」と入力したとき、過去に漫画をたくさん買っているユーザーには漫画の「ONE PIECE」をサジェストし、衣類をたくさん買っているユーザーには服の「ワンピース」をサジェストします。さらに、服の「ワンピース」をサジェストする際に、ユーザーが女性であれば「ワンピース レディース」「ワンピース 赤」といった自家消費を想定したキーワードを表示し、ユーザーが男性であれば「ワンピース プレゼント」「ワンピース 人気」といったギフト需要も想定したキーワードを表示します。こうしたパーソナライズによって、ユーザーの検索ニーズに合致したサジェストワードが表示される可能性が高まり、購買促進効果が高まるでしょう。

近年、ECサイトのレコメンドや広告配信など、さまざまな機能においてパーソナライズが加速しています。ユーザーごとにきめ細かい接客を行うことが、ECサイトの競争力につながるためです。そういった文脈を踏まえると、サイト内検索のサジェストもパーソナライズが求められると考えるのが自然ではないでしょうか。ユーザーごとのニーズに寄り添ったサジェストワードを表示することが、ECサイトの競争優位のポイントになるでしょう。

◆関連機能
goo Search Solutionのパーソナライズ機能

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