EC関連ニュース
2023年8月14日週のEC関連ニュース
国内消費が伸び悩む中で期待されるのがインバウンドや越境EC。2023年上期の越境EC出荷国の統計が発表されました。インバウンド消費で話題になる中国は、コロナ禍における訪日制限も解除され、統計では3位にあるものの今後ますますの出荷拡大が見込まれています。伸び代が期待できる越境ECへの対策を図り、マーケットの拡大機会を損なわない準備が必要そうです。
2023年7月31日週のEC関連ニュース
花王がはじめた自社製品のアウトレットEC販売。2030年までに、製品廃棄物・販促物廃棄物(未使用)の削減率を2020年比で95%削減することを目指しており、その実現への施策。自社製品の廃棄物削減を推進することは、資源循環型社会の実現が必須となりつつある昨今、花王による新たな試みは、製品提供企業にとっても注目の施策と言えそうです。
2023年7月24日週のEC関連ニュース
商品をカートに入れたにも関わらず購入に至らない、いわゆる「カゴ落ち」。その割合は70%とも言われています。「ecforce」がその課題だけのために新CMを立ち上げたことからも、限られた利用者から最大限の売上を確保することが、より重要な段階になって来たことの表れとも言えそうです。EC事業者は、単純な商品の売上げと同時に、「カゴ落ち」問題へより真剣に取り組む必要がありそうです。。
2023年7月17日週のEC関連ニュース
発表された「TikTok広告白書」で興味深いのは、SNS上での情報サジェストによる購入促進について。あからさまな広告ではないものの、SNSでの情報に商品が印象的にサジェストされることの積み上げで商品購入へいたる報告。レポートでは広告の「楽しさ」「エンターテインメント性」などと紹介されているが、いずれにしても「ついつい買わせちゃう」効果を巧みに利用できるのがSNSプロモーションの強みと言えそうです。
2023年7月10日週のEC関連ニュース
アスクルがヤフーの提供するECプラットフォーム提供サービス「LOHACO」。今後、BtoBで販売している業務用商品を個人向けに開放し、注力するという。BtoBでの可能性をBtoCにもうまく生かしていく施策は、今後のBtoBを主戦場にするEC事業者へのヒントとなるかも知れません。
2023年7月3日週のEC関連ニュース
自動車の運転業務について時間外労働の上限規制が適用される2024年4月。配送コストの上昇は、EC事業者にとっても大きな問題です。原材料費高騰による昨今の値上げに加え、配送料のコスト高となると、よりコストカットや業務効率化が求められそうです。〇〇〇円以上の購入者は送料無料など、EC事業者は今後さまざまなルールの見直しを求められそうです。
2023年6月26日週のEC関連ニュース
越境ECの有効なターゲティングとして注目される、訪日客へプロモーション。帰国前に空港で受け取れるお土産サービスはもちろん、帰国した後でも、自国のECで訪日で知った商品を再購入することは有効なファン獲得への近道にもなりそう。円安を生かした訪日客向けのECサービスにも今後、発展が期待できそうです。
2023年6月19日週のEC関連ニュース
「ChatGPT」による企業現場での実情が帝国データバンクからレポートされた。すでに活用している企業、今後活用を検討している企業、信頼できるレベルに達するまでは具体的に導入を検討しない企業など、その状況は企業のスタンスによりさまざま。いずれにしても業務効率化、人材難、ナレッジ共有などが不可欠なEC事業において、どの業務、どのタイミングで導入すべきか常に検討が見込まれる「ChatGPT」に関連したサービスには注目が必要そうです。
2023年6月12日週のEC関連ニュース
「シニアのEC利用率」が増加している調査結果が発表になり、65~74歳は約4割、75歳以上は25%都の報告があった。若者に比べて人口の多いシニア層は、割合以上に利用者数は多く、リテラシーも年々上がっています。今後もますます主要なEC利用者となるであろうシニア層を特別視することなく、一般利用者としてターゲティングする日も近そうです。
2023年6月5日週のEC関連ニュース
一般ニュースでも話題となったAppleによる複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro」の発表。単なる新しい仮想現実(VR)ヘッドセットではなく、Appleの製品エコシステムを拡張し、既存のテクノロジーに柔軟性をもたらすものと言われています。「まだ確立していないARハードウェアという分野を再定義するもの」とも評されており、EC事業においても近い将来、密接な製品となるのではと考えられそうです。