サイト内検索の用語事典 基礎から開発用語まで押さえておきたい基礎用語35
サイト内検索に関連する用語集です。基礎用語35ワードを掲載しました。一部の用語については、より詳しく解説したページにリンクを貼っています。サイト内検索エンジンについて分からない用語が出てきたら、この辞典を活用してください。
また、「サイト内検索の開発用語25」も合わせて参照ください。
【索引(五十音順)】
基礎用語 編
あ行
AND検索 / インデックス / AI型検索エンジン /OR検索 / 音声検索
か行
カテゴリ / カテゴリ検索 / 完全一致 / 関連ワード / キーワード検索 /検索クエリ /コンバージョン
さ行
サイト内検索/ サイト内検索エンジン / サイト内検索エンジンの運用 / サジェスト / 0件ヒット / 前方一致 / ソート
た行
チャット検索 / チャットボット / チューニング / テールワード / ドリルダウン / トレンドワード
は行
パーソナライズ / ビッグワード / 表記ゆれ / 表記ゆれ辞書 / ファセット / ファセットカウント / 部分一致
ら行
基礎用語 編
AND検索(アンドケンサク)
2つ以上の検索条件を指定し、すべての条件を満たすページを検索すること。例えば、家電ECサイトの検索窓に「掃除機 ハンディ」と入力した場合、両者のキーワードにマッチする商品が検索結果に表示される。
関連用語:OR検索
インデックス(インデックス)
サイト内検索を高速化する仕組み。エンジニア以外ではサイト内検索エンジンが参照するデータ群やデータベースの意味として使われるケースも。
AI型検索エンジン(エーアイガタケンサクエンジン)
人工知能(AI)を搭載した検索エンジンのこと。検索結果の表示内容や並び順などをAIが決定する。表記ゆれ対応をAIが行う検索エンジンもある。
関連ページ:AI型検索エンジンの詳細はこちら
OR検索(オアケンサク)
2つ以上の検索条件を指定し、いずれかの条件を満たす情報または商品を検索すること。
関連用語:AND検索
音声検索(オンセイケンサク)
スマートフォンやスマートスピーカーなどを使い、音声でWebページや商品ページを検索すること。
関連ページ:音声検索の詳細はこちら
カテゴリ(カテゴリ)
商品を区別する「分類」のこと。例えばアパレルECサイトでは、「スカート」「Tシャツ」「靴」といった商材別のカテゴリがある。「スカート」配下に「ロングスカート」「フレアスカート」「タイトスカート」といったサブカテゴリを持つなど、商品ジャンルによって階層の深さや構造は異なっている。
カテゴリ検索(カテゴリケンサク)
カテゴリで商品を絞り込む機能。「アパレル」→「レディース」→「スカート」→「ロングスカート」とカテゴリを絞り込んでいくドリルダウンなどがある。またキーワードと組み合わせた「キーワード×カテゴリ検索」もある。
完全一致(カンゼンイッチ)
検索に使用したキーワードと、検索結果の文字列が完全に一致している状態。検索におけるマッチング条件の1つ。
関連用語:部分一致
関連ワード(カンレンワード)
検索に使ったキーワードと複合検索で使われやすい単語のこと。検索窓の下などに関連ワードを表示すると、ユーザーはキーワード検索を行いやすくなる。
例)「ハワイ」の関連語:「ホテル」「お土産」「レストラン」
キーワード検索(キーワードケンサク)
検索窓にキーワード(単語、複数の単語の組み合わせ)を入力してWebページや商品ページを検索すること。
関連ページ:タップ検索の詳細はこちら
検索クエリ(ケンサククエリ)
検索条件の組み合わせのこと。(検索キーワード、カテゴリや価格、在庫状況など)
コンバージョン(コンバージョン)
顧客に対してなんらかのアクションを実施した結果として、購入や会員登録などの成果が発生すること。コンバージョン(Conversion)の直訳は「転換」で、マーケティングでは特に「顧客転換」の意味で使われる。英語表記を略して「CV」と表記することもある。
サイト内検索(サイトナイケンサク)
ECサイトやWebサイトなど、サイト内の情報を検索することを目的とした検索機能のこと。データベースをもとに検索をするタイプと、クローラーがWEBページを収集しインデックスするするタイプがある。
また、PDFなどのファイルを検索することも可能なサービスもある。
サイト内検索エンジン(サイトナイケンサクエンジン)
サイト内検索を実行する検索エンジン。キーワード検索、カテゴリ検索、音声検索、ソート、ファセット、レコメンドなど、検索エンジンによって実装されている機能は多岐にわたる。
サイト内検索エンジンの運用(サイトナイケンサクエンジンノウンヨウ)
サイト内検索エンジンの検索結果を最適化するために、検索結果の内容や並び順を調整すること。また、表記ゆれに対応すること。
関連ページ:運用に関する解説記事はこちら
サジェスト(サジェスト)
ユーザーに対して、任意の検索キーワードを提案(サジェスト)すること。検索窓の下などに、おすすめの検索キーワードを表示する。ユーザーが検索窓に文字を入力すると、その先の入力を予測してキーワードを表示する、またその単語と組み合わせて使われることが多いキーワードやカテゴリを表示することもある。複合検索で使われることが多い絞り込み条件(ファセット)を表示する機能も。
関連ページ:ファセットのサジェスト機能の詳細はこちら
0件ヒット(ゼロケンヒット)
サイト内検索を実行した際に、検索結果が1件も表示されないこと。検索結果に該当する商品が存在しない場合や、検索エンジンが表記ゆれに対応できていないと0件ヒットが発生する。後者の場合は機会損失になることが多々あるため、注意が必要。
前方一致(ゼンポウイッチ)
検索クエリがインデックスされた任意の情報(文字列)のうち、先頭部分に一致すること。キーワード検索におけるマッチング条件の1つ。
ソート(ソート)
検索結果に表示されるページを、特定の条件に従って並び替えること。ECサイトでは「人気順」「売上順」「おすすめ順」「評価が高い順」などが多く使われる。
チャット検索(チャットケンサク)
チャット機能を使い、会話形式で実行される検索のこと。人工知能(AI)を活用したチャットボットなどがある。
関連ページ:チャット検索の詳細はこちら
チャットボット(チャットボット)
短文で会話する「チャット」と、プログラムによって自動的にタスクを実行する「ボット」を組み合わせたインターフェースで、ユーザーがチャットを投稿すると人工知能(AI)が自動的に返答する。ボットで回答ができなかった場合は、スタッフに繋ぐ機能を搭載したものもある。
関連ページ:チャットボットの詳細はこちら
チューニング(チューニング)
検索結果に表示されるページの種類や、並び順を調整すること。また、表記ゆれへの対応もチューニングの重要項目の1つ。なお、チューニングを人工知能(AI)が自動的に行うAI型検索エンジンもある。
関連ページ:チューニングに関する解説記事はこちら
テールワード(テールワード)
WebサイトやECサイトにおいて、検索ボリュームが少ないニッチな検索キーワードのこと。一般的なサイト内検索の検索回数に占めるテールワードの割合は約8割。テールワードは種類が多いため、0件ヒット対策などの運用が課題になる。
関連用語:ビッグワード
ドリルダウン(ドリルダウン)
任意のカテゴリで商品ページを絞り込んでいく検索手法のこと。「アパレル」→「レディース」→「スカート」→「ロングスカート」のように、上位カテゴリから下位カテゴリへと情報を掘り下げていくことからドリルダウンと呼ばれる。
トレンドワード(トレンドワード)
1時間、24時間、1週間など、特定の期間に検索ボリュームが急増したキーワードのこと。トレンドワードからユーザーの検索ニーズを把握することができる。またランキングと異なり表示される内容が固定化されずらいのもポイント。
パーソナライズ(パーソナライズ)
検索結果の表示内容や、レコメンドの内容をユーザーごとやユーザー属性ごとに変えること。どのグループを対象にパーソナライズ化するかは、サービスの特性を見ながら行う必要がある。
関連ページ:パーソナライズの詳細はこちら
ビッグワード(ビッグワード)
WebページやECサイトにおいて、検索ボリュームが多い検索キーワードのこと。
関連用語:テールワード
表記ゆれ(ヒョウキユレ)
同じ商品を検索しているにもかかわらず、検索窓に入力する言葉が異なること。例えば、果物の「リンゴ」は「りんご」「林檎」「ringo」「アップル」「Apple」
といった表記ゆれがある。言い換えのほか、単純な打ち間違いやスペルミスなども表記ゆれに含まれる。
関連ページ:表記ゆれの詳細はこちら
表記ゆれ辞書(ヒョウキユレジショ)
表記ゆれのパターンを蓄積した辞書。表記ゆれを吸収して適切なページを検索結果に表示するために必要。人工知能(AI)が表記ゆれ辞書を自動的に生成するAI型検索エンジンもある。
関連ページ:表記ゆれ辞書の詳細はこちら
ファセット(ファセット)
検索結果を特定の条件で絞り込む機能のこと。一例として「メーカー」「価格帯」「色」「サイズ」「素材」といったファセット条件が使われる。
ファセットカウント(ファセットカウント)
絞り込み条件ごとにマッチする件数を、検索を実行する前に表示する機能。検索結果の件数があらかじめ分かるため、ユーザーは無駄な絞り込みを行わずに済む。
部分一致(ブブンイッチ)
検索クエリが検索対象の文字列の一部に合致している状態を指す。
関連用語:完全一致
類義語検索(ルイギゴケンサク)
検索に使用したキーワードの類義語を含めてインデックスを参照し、検索結果を表示する方法。
レコメンド(レコメンド)
ユーザーに対して、おすすめの商品やコンテンツを表示する機能。レコメンドする商品の選定は様々な手法があるが、例えばユーザーの閲覧履歴をもとに商品を推測して提案するもの、購買データにもとづき提案するもの、商品の説明文から類似した商品を提案するものなどがある。
レスポンススピード(レスポンススピード)
検索を実行した際に、サイト内検索エンジンが検索結果を返すスピードのこと。検索結果のスピードが速いほどユーザー満足度が向上し、遅いほどページからの離脱が増える傾向にあるため重要となる。ただし、検索結果の表示においてはレスポンススピードだけでなく、画面の描画も影響するため注意が必要。
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